人生の暇つぶし

2016年にリタイアしました。アーリーリタイアや資産運用、旅、読書などのネタを徒然なるままに書き綴ります。

その時が来たようです。リタイアの時が。

3月末をもって無事にリタイアとなります。
去年の年末ごろから3月末退職に向けて調整を始めていたのですが無事に決定しました。

36歳の頃にリタイアをしようと思った時には46歳でのリタイアを目標にしました。
生活費が自然と下がってきたこととアベノミクスに乗れたことで3年の前倒しでの達成となりました。
よくやった俺と褒めてやりたいです。

現在の仕事はストレスがあまりなくて人間関係も良好です。
しかし毎日朝起きて満員電車に乗ることはストレスがたまりますし、週に45時間も拘束されるのは辛いです。
残りの人生は40年ほどですが、最近は老化を実感していて40年も生きる確率は自分が思うより低いのではないかと思いつつあります。
そろそろ潮時でしょう。

もう人生でやりたいことはすべてやりました。
全てが中途半端でしたが・・・。
まあ色々と経験できたので満足です。
結局私は何かをするというよりは、美味しいものを食べ、本や雑誌を読むといった静かな日常生活で十分幸せだと気づきました。

ということでこれからは余生に入ります。
ただただのんびりとストレスのない生活を送ろうと思います。
余生のほうが私が望む人生です。

4月からの予定ですが、当分は思う存分引きこもり生活をするつもりです。
働くこと自体はそれ程嫌だとは思っていないので落ち着いたらバイトすることも考えています。

親の庇護下にあった子供時代、自立して働いていた労働時代、そしてリタイアして余生を過ごす人生の第三幕の始まりです。

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[ 2016/02/20 14:47 ] 人生 | TB(0) | CM(15)

衆愚政治とエリートによる政治

軽減税率の導入がほぼ決まったようです。
一度導入されると廃止されることはないのでしょう。
これほど下らなく社会的リソースを浪費する政策も中々ないでしょう。
いつもは百家争鳴する経済学者やエコノミストも軽減税率だけは賛成の人を見かけません。
経済の素養がなくても馬鹿な政策だということは明らかでしょう。
しかし信じがたいごとに世論も支持しているようです。

エコポイントや地域振興券、ふるさと納税など馬鹿な大衆は喜ぶだろうという意図を持ってなされた政策は数多くあります。
残念ながらこれらは国民に支持されているようです。
反対するのは社会全体としての損失が大きいことを理解できる人だけで、そのような人は少数派なのでしょうか。

オルテガの書いた「大衆の反逆」は匿名の大衆が権利を主張し始めた社会状況を憂いた本です。
オルテガは民主主義が欲望を解き離れた大衆に権力を与え、工業化が他者と同じものを求める大衆の欲望にこたえ、科学の細分化が全体をとらえられなくなるとき大衆と結びつくとします。
そして匿名の大衆は決定権を持ってしまったにもかかわらずその決定に責任を持つことはありません。

情動で判断せずに社会全体をとらえて判断できるエリートによる政治が求められているのでしょうか。
もしそのようなエリートが存在すれば問題は解決するのかもしれません。
しかしエリート層もまた匿名の大衆にすぎません。
自らの利益を優先する知恵と権力を持ってしまった大衆です。
彼らに全体最適など望むべくもありません。

社会全体で考えると存在するのは大衆のみです。
これが小規模なグループであれば強力な指導者も存在可能です。
ユニクロや日本電産、ソフトバンクの創業者は自分で責任を引き受ける強力な指導者と言えるでしょう。
国家であればシンガポールぐらいの規模であれば可能かもしれません。
もちろんこれらのケースではトップによる価値を強制することにもなりますが、大衆の情動のみに流されるということはありません。

社会に大衆しか存在しないと軽減税率のような下らない政策は今後も続くのでしょう。
ではどうすればよいのか。
結局は意思決定をできるだけ市場に委ねるしかありません。
現在は公務員が多いからなのか市場に任せるべき仕事の多くを国家が奪ってしまっています。
市場は政治家や大衆のように個々の欲望を考慮することはありません。
匿名の大衆に意思決定をさせないことが大事です。
意思決定するときは市場で対価を払ってモノやサービスを買うときのみです。
あるいはモノやサービスを売るときのみです。

私は市場が万能だとは思いませんし、国家による再分配制度や経済政策も必要だとは思っています。
不況期に公共事業を増やすような政策も必要だと思っています。
しかし国家が行う多くの政策や法律は効率的な社会を損なっています。
社会の活力を損ない、他者に依存し責任を引き受けない匿名の大衆を増やすだけです。

それにしても地方創生、軽減税率、携帯電話料金や賃金アップへの介入・・・。
これらに費やす費用と時間をもっと生産的なものに向けられないのでしょうか。

・大衆の反逆 (オルテガ・イ ガセット)



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[ 2015/12/20 10:51 ] 人生 | TB(0) | CM(4)
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