人生の暇つぶし

2016年にリタイアしました。アーリーリタイアや資産運用、旅、読書などのネタを徒然なるままに書き綴ります。

どうしようもない人たち

今日、いわゆるヘイトスピーチなるものに初めて遭遇しました。
まともな教育を受ける機会がなかったのか、よほど鬱屈した人生を歩んでいるのか分かりませんが、何だか哀れに思えました。
どうしようもない人たちはおそらく会社などでも相手にされていないのでしょう。
しかしどれだけ人生がうまく行かなくても現代人としてのプライドだけは失って欲しくないものだと思いました。

先日も50代ぐらいのおっさんが図書館でスタッフにいいがかりとしか思えないようなことで怒鳴りつけているのを見かけました。
弱い立場の相手にどなるような人はどこにでもいます。
私の会社でも派遣スタッフに偉そうにするどうしようもないおっさんがいます。
もちろんそんな人ですから他の社員からは相手にされていません。
相手にされていないことで余計に派遣スタッフを馬鹿にすることで自分のプライドを保っているのかもしれませんが。

つくづく思うのはどうしようもない人はコストがかかるということです。
ヘイトスピーチを見物していて一番かわいそうだと思ったのは警察官たちです。
彼らは本来やらなくていい仕事をやらされているわけです。
なぜ税金を使って警察官に苦労させてどうしようもない人たちの対応に当たらせなければならないのでしょうか。
あらゆるサービスではそういうコストがあります。
窃盗犯は店の警備、警察、裁判関連の費用を浪費します。
モンスターペアレンツやペイシェントがいると彼らに対応する人件費や精神的な疲労は相当なものになります。
生活保護の不正受給者がいると本来受けるべき人が生活保護を受けにくくなりますし、監視費用も相当なものになります。

自分では何の責任も負うことなく他者を攻撃することに生きがいを感じるような右翼的、左翼的な人たちは人口からすると10%にも満たないでしょう。
しかしその10%の人は社会に対して多大なコストを背負わせています。
とても小さな団体である農協や医師会が大きな政治力を持ってきたのと同じです。
そしてコストを負担させられるのは大多数の普通の人たちです。
日本や韓国、中国の普通の人たちはこのような人たちから相当な被害を被っています。

日本の強さは相対的にこのような社会コストが低いことではないかと思っていましたが、経済が衰退していくと他国のようにコストも高くなっていくのでしょう。

私もリタイア後に財産を失ったり、両親や弟妹より長生きしてしまい独りぼっちになるようなことがあるかもしれません。
例えそうなったとしても他者や弱者への攻撃などで自分を保つようなどうしようもない人だけにはならないつもりです。
孤独に生きることを決めているもののささやかな矜持です。
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[ 2013/07/28 22:06 ] 社会 | TB(0) | CM(16)
他人と比べて幸不幸を把握するということほど不幸なことはないですよね。他者を貶めないと満足感を得られないなんて、確かに哀れです。

治安の良さと相互信頼に基づくビジネス慣行でどれだけ他国に比べてコストがかかっておらず優位に立っているかを理解していない人は多いと思います。うちの会社もそうですね・・・。
[ 2013/07/29 00:24 ] [ 編集 ]
情けないです
>>ヘイトスピーチなるものに初めて遭遇しました。

私は実物を見たことはなく、
あくまで報道をチラっと見聞きしただけですが、
人間として言ってはいけないような言葉を、
平気で口にしているようで、
こんな日本人がいるのかと非常にがっかりしました。
[ 2013/07/29 08:24 ] [ 編集 ]
攻撃の行きつくところは戦争
はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいております。

人間の頭には「攻撃(現状打破)」と「安定(現状維持)」の本能が両方あるんだな~ と最近、強く感じるようになりました。
さらに、70年近く続いた「安定」志向から、「攻撃」志向へ、移行しつつあるようにも感じます。
人間が戦争をやめられないとすると「ヘイトスピーチ」の行きつくところは、最もムダなコストである「戦争」があるかもしれませんね。
人間の本能に強い「攻撃」性があるかぎり、なかなか「安定」を維持することは難しいことなのかもしれませんね。


[ 2013/07/29 10:28 ] [ 編集 ]
>成為さん

本当にそうですよね。
敵か弱いものを見つけないと生きていけないなんてある意味あまりにも他者に依存した生き方だと思います。

私も相互信頼に基づく社会ってかなり効率的な社会だと思うんですよね。
もちろんデメリットもたくさんあるでしょうけど。
[ 2013/07/29 23:32 ] [ 編集 ]
>mushoku2006さん

大きな通りに交通規制がされて数台の警察車両が出動するなど、かなり規模の大きいものでびっくりしました。

前方にヘイトスピーチに反対する人たちが現れたら警官が走って距離を離そうとしていましたし、とにかく警官が走り回って大変そうでした。
警官の人をねぎらってあげたいぐらいです。

日本人の私でも少し恐怖感を覚えるような雰囲気で、日本でもこういうデモがあるんだとちょっとショックです。
[ 2013/07/29 23:45 ] [ 編集 ]
>sanouさん

>はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいております。

はじめまして。
コメントありがとうございます。

>70年近く続いた「安定」志向から、「攻撃」志向へ、移行しつつあるようにも感じます。

不景気など衰退期には誰かの犠牲になっていると思い込む人は必ず生贄を探しますからね。
ただ衰退期に育った世代は生贄を必要としないのではないかなとも期待しています。

>人間の本能に強い「攻撃」性があるかぎり、なかなか「安定」を維持することは難しいことなのかもしれませんね。

人類は「安定」を維持するためのシステムを少しずつ作り上げてきたのだとは思いますが、まだまだ壊れやすいシステムなんでしょうね。
[ 2013/07/30 00:01 ] [ 編集 ]
gm
コストがかかるという点では、リタイアした人も当てはまると
思います。何ら生産していないのに公益的なものにタダ乗りし
ているのですから。もちろんリタイアできるくらいなのだから
充分な税金を過去に負担しているのでしょうが、同じような能
力・運をもった人達で、働いている人と比べれば相対的にコス
トがかかっているでしょう。リタイアするつもりなら今後一切
公金にタカらない意志を固めるべきだと思います。
今現在、働くのはしんどいという人達が糾弾されて、リタイア
できるだけのカネがあるのにもう必要ないから働かないという
人達が許される。許されることは構わないが、彼らが何らかの
アクシデントで生活保護受給に至れば、それはそれで許される
のはおかしいと思います。
時間軸を広げて判断すべきでしょう。


[ 2013/07/30 00:08 ] [ 編集 ]
何かあると行政に文句を言う市民団体とそんなに変わらないと思いますが・・・。山本太郎の反原発活動とかね。
[ 2013/07/30 16:00 ] [ 編集 ]
>gmさん

答えになっているかどうかは分かりませんが、

社会的に無駄なコストというのはあくまで基本的なルールやモラルを守らないことへのコストという意味です。
生活に困窮している人が生活保護を受けたり、障害を抱える人が社会参加できるような制度を整えることなどはコストであっても必要なコストでしょう。

もし社会の個々の構成員の生産能力や維持コストを計算しだすと多様性や選択の自由を奪ってしまいます。
例えばおっしゃる論理を使えば年収1000万以上稼げるビジネスマンが脱サラして年収100万程度の有機農業をすることもコストを考えると非難されることになります。
80歳でも有能で健康な人にはリタイアを許してもいけません。
年収200万の低所得者も負担より受益が上回るでしょうからコストとみなされることになってしまいます。

社会とはその環境に応じた寛容度を持ちます。
現代の日本では自分の食い扶持を可能な限りにおいて自分で稼ぐというルールはあるけれども、働きたくない人が働かないということは許されていると思います。
働くタイミング、消費するタイミングも個人の自由に任されていると思います。
ですのでリタイアしたいなら自分でその資金を用意すれば全く問題ないですし、アクシデントが起きて生活保護に頼ることも全く問題ないと思っています。
それはルールを守って社会に参加するものの基本的な権利です。

>今現在、働くのはしんどいという人達が糾弾されて

どういう人を想定されているか分かりませんが、単に働きたくないという人が生活保護に頼るというのは残念ながら現在の社会状況では許されないでしょう。
今現在では社会が許容しない生き方と資金を貯めてリタイアするという許容される生き方は比較しようがないのではないでしょうか。
もちろん遠い将来には単に働きたくないから働かないという生き方も許されるようになると思いますが。
[ 2013/07/30 23:20 ] [ 編集 ]
>Get's Brothers?さん

>何かあると行政に文句を言う市民団体とそんなに変わらないと思いますが・・・。山本太郎の反原発活動とかね。

根本的なところは変わらないと思います。
ただヘイトスピーチの場合は民族的な差別発言などで憎悪をむき出しにするものなのでやっぱり怖いと思います。
在日の人はあれを見るとかなりの恐怖感を抱くのではないでしょうか。

反原発でも怖そうな人がいますけどね。
[ 2013/07/30 23:24 ] [ 編集 ]
自由主義経済では全員が勝利者になることは不可能です。
時間軸で見るなら今勝っている人が永遠に勝ち続けることはないし、
今負けている人が負け続けることもないかもしれない。
しかしながら、何時の段階でも敗者が必ずでることは避けられない。
なんらかのセーフティネットが備わっての市場主義経済
でなければならないでしょう。
生活保護受給についての問題は承知です。
が、敗者を切り捨てる社会を望みたくはないです。
そのコストと自由主義経済のメリットとを比較して
どうかと考えてみたらいかがでしょうか?

ヘイトスピーチ、わざわざ外来語で言うこと自体本質を
糊塗していますね。言語道断です。
日本語でこの現象をどう正確に言うのでしょうか?
[ 2013/07/31 09:06 ] [ 編集 ]
>ymさん

>なんらかのセーフティネットが備わっての市場主義経済でなければならないでしょう。

おそらく大半の日本人はこのような考えた方ではないかと思います。
自由主義経済とセーフティーネットは両立するどころか、セーフティーネットを必須とするのが一般的な資本主義の考え方ですし。

議論となっているのはどこまでを弱者とするか、どこまで援助するか、そして持続可能な制度のあり方というところではないかと思います。
悪意による不正などに関しては議論以前に犯罪ですから制度運用の問題なので。

生活保護やその他の制度の不正受給などに憤りを感じてほえているのはめんどくさい人たちなのではないかと思います。
私としてはそんな雑音に惑わされずより良い実効性のある制度を議論して実行してもらえたらと思います。

ヘイトスピーチは日本語でどう言うんでしょうかね。
私も最近初めて知ったのでよくしりません。
きちんと調べれば他者を罵倒するようなデモやスピーチなどの歴史も研究がされているかもしれません。

人類学の研究例で、共同体の制裁の一つに皆で家を囲んで罵詈雑言を浴びせるというのはよくありますが、これとはまた質が違うのかなあ。
[ 2013/08/01 00:19 ] [ 編集 ]
知り合いでヘイトスピーチを擁護している人がいますが、やはり恵まれない自身について鬱屈している気持ちの吐き出しになっています。
口癖が「在日さえいなければうまくいくのに」なんで。
それを聞くたび、「在日がいなくなっても、君に仕事が周ってくる保証はないよ」と言いますが、理解していません。
嫉みというものは、ほぼ誰でも持っているんでしょうが、妬んでいい相手というのは、少なくとも、「自分と同列の能力、評価を持つ」相手に対してのみ、正当であると思います。
それが「俺はあいつより、劣っているけど、日本国籍をもっているから俺の方がえらいはずだ」と考え流のは、ずれていると言わざるを得ません。
[ 2013/08/04 21:20 ] [ 編集 ]
>yamazaki112さん

>「在日がいなくなっても、君に仕事が周ってくる保証はないよ」と言います

不思議ですよね。
在日の方が日本社会にそれほど影響力を持っているわけがないのは考えればすぐ分かると思うんですけどね。

ただ一方でヘイトスピーチに参加するような人を何とか自信を持って社会に参加できるように手を差し伸べるような仕組みも必要なのかなとも思います。
尊敬を得られず、孤立した切れる老人が増えているそうですが、同じようことではないかと思います。
[ 2013/08/04 23:51 ] [ 編集 ]
らいむさん

ヘイトスピーチをせざるを得ない所まで追い詰めている現場をなんとかしないと駄目ですね。

全く同感です。

非正規雇用を増やして不満を持つ人を増やして放置していた首相が、我慢し切れなくなって無差別殺人を犯した犯人に対し、「いかなる場合であっても無差別殺人は許されるものではない」などと、その結果のみにフォーカスして憤ってみせるのも腹立たしいものです。
[ 2013/08/05 20:01 ] [ 編集 ]
>yamazaki112さん

ヘイトスピーチは言語道断ですけど、ではそのような社会にならないようにどうすればいいのかは難しいですよね。
私も含めて追い詰められたことのない人はどうしても上から目線になりやすいですし。
[ 2013/08/06 00:29 ] [ 編集 ]
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