人生の暇つぶし

2016年にリタイアしました。アーリーリタイアや資産運用、旅、読書などのネタを徒然なるままに書き綴ります。

故郷がどんどん変わっていく

私にとって故郷は大阪となります。
祖父の家は大阪のどいなかですが、私の実家はそこから少し離れた新興住宅地です。

新興住宅地で生まれ育った私には故郷という感覚が全くありません。
好きだとも嫌いだとも思いませんし、特に思い出すこともありません。
友人達は懐かしいという感覚がありますが、それぐらいです。
衰退しようが栄えようが何とも思いません。
もちろん帰りたいという気持ちもありません。
私にとってその時々に一番住みやすいと思うところで住むだけです。

年2回ほどしか帰省しないのでたまに環境の変化に驚きます。
思い入れがないので変化したところで何とも思わないのですが、やはり変わっていくなあとは感じています。
近所の駅前の再開発が行われておしゃれなショッピングモールができたり、奥のほうにあった山が切り開かれて住宅地に変貌していたり。
この前帰省してびっくりしたのは近所にもんじゃ焼きの店ができていたことです。
大阪でもんじゃ焼きって。
つけ麺を出す店も今ではかなりあります。
もんじゃ焼きの存在は大阪にいた頃から知っていましたが、初めて食べたのは東京に出てきてからです。
つけ麺は存在すら知らなかったので、初めて見たときはびっくりしました。
ちなみにところてんが関西以外では黒蜜ではなく酢醤油であると知ったときはかなりの衝撃を受けたことを思い出します。
知らずに食べて吐き出して以来、食べていません。

姪っ子がマクドナルドのことをマックと呼ぶのを聞いてびっくりしたこともあります。
おそらく私の世代では大阪人がマックっと呼ぶと気持ち悪いし、裏切り者と言うでしょう。
私も関西弁がかなりおかしくなっていますが、まだマクドと言います。
妹によると最近は大阪でもマックと言うことが多いそうで、おそらくテレビの影響だろうと言っていました。

東京は貪欲に地方料理などの文化を取り入れていきます。
日本の第一の都市であることは自明なので伝統を守る必要はなく、外部のものをさらに取り入れて進化あるのみなのでしょう。
名古屋方式の喫茶店や讃岐うどん、お好み焼きやたこ焼きなどは今では東京のどこにでも見られます。
たこ焼きは銀だこぐらいしか見かけないような気もしますが。

最近東京で目に付くのは串かつ屋さんでしょうか。
大阪名物と銘打った店が増えているように思います。
それにしても串かつなんてあげるだけなので全国どこでもそんなに変わらないように思えるのですが。
大阪のスタイルであるウスターソースに付けるというものは確かに大阪伝統なのかもしれません。
声高らかに「二度づけ禁止」と看板にあるのをみると少々いらっとします。
そんな当たり前のマナーでも大阪人は守ることができないというがさつなイメージで逆にそれを宣伝文句に使われているように思ってしまうんですよね。
実際、大阪の串かつ屋は新世界あたりに多く日雇い労働者がカウンターで食べるというイメージがあります。
そういうところなので二度づけ禁止と掲示しなければならなかったのかもしれません。
東京では大阪式の串かつ屋以外はどちらかというと値段の高い店が多いように思います。

文化的には排他的といわれて独自性を守ってきた大阪ですが、経済力の低下や文化的発信力の弱体化から遠い将来には東京化していくのかなあと思います。
いわゆる大阪のおばちゃんも私の世代では出現しないように思えます。
私が小さい頃は電車の中で普通に知らないおばちゃんが「あめちゃん」をくれましたが、今ではそんなことはあまりないでしょう。

それにしても私は根無し草だなあと思います。
住むところには物理的な安全や住みやすさのみを求めており、情緒的なものを一切求めません。
最近ますます自己完結的な人間になっており、外部への情緒的な結びつきを全く必要としなくなっているように思えます。
都会の便利さを維持できるなら山小屋暮らしをしてみたいのですが。
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[ 2013/07/15 12:22 ] 雑感 | TB(0) | CM(8)
らいくむさん

こちら関西は梅田グランフロント含めて再開発だらけで駅中、駅近にチェーン店ばかりでき飲食、物販とも無機質になってきていますね。

リタイヤ組としては地方にいてもそこそこの物が手に入るという傾向はありがたいのですが、味気なくも思います。

もう十分世の中豊かだと思います。



[ 2013/07/17 20:40 ] [ 編集 ]
>とまさん

梅田は年2回行くだけなので毎回変わっていくような感じがしています。
そんな中で学生時代によく飲みにいっていた店がひっそりと残っているのを発見すると嬉しくなります。

天王寺もハルカスが一部オープンしているようであのディープな街はどうなっていくのでしょうか。

>もう十分世の中豊かだと思います。
確かに。
でも人間の欲望は尽きないものですから。
意味のなさそうなものにも欲望を見出していくものなんだと思います。
[ 2013/07/17 23:48 ] [ 編集 ]
最近大阪周辺では分野を問わず個人営業のお店が
激減しているように思います。
昨年江東区深川の友人宅を訪問したのですが、
あのあたりは昔からの商店街、個人営業の飲食店が
たくさんあり、また繁栄しているように思えました。
私は外食する際はできるだけチェーン店を利用せず
個人営業で且つ厨房がよく見える作りにしている
お店を選んで利用するようにしています。
[ 2013/07/18 09:23 ] [ 編集 ]
らいくむさん

一般的に欲は際限ないものですよね。

私は欲がだんだんなくなってきたかなと。
昔は欲との戦いでしたが、今は自然とコントロールできてるかなと思います。
結局物も景色も似たようなものであると。

リタイア組みは賢明な消費者で、資本家であるべきと考えます。
[ 2013/07/18 23:06 ] [ 編集 ]
>ymさん

どこでも個人営業の店が減ってきているのは時代の流れでしょうね。
大手の資本力、経営力がますます強くなる中でそれに対抗しうる価値を提供するのはなかなか難しいでしょう。

東京はまだお金を出す余裕のある人が多いので生き残っている店も多いのではないでしょうか。
[ 2013/07/18 23:55 ] [ 編集 ]
>とまさん

>私は欲がだんだんなくなってきたかなと。

私も年々なくなってきていますが、いまだに完全には捨てきれていません。
そのためまだ働いています。

我慢できる部分にはストイックなまでに我慢できるんですけどねえ。
リタイアを目指すものとしてはまだまだ未熟者です。
[ 2013/07/19 00:02 ] [ 編集 ]
串かつ
串かつ屋の二度漬け禁止は、大阪人がどうこうというよりも、知らないで言われないと二度づけしちゃうからじゃないですかね。ルール知らないのでそういうもんかと(大阪未経験者語る)。自分専用でソース付けるのが一般的ですからねぇ。

そういう私は東北なので、素直に「もったいないないから二度漬け禁止なんだ」と思ってたのですが衛生上の問題なんですね。
[ 2013/07/20 20:40 ] [ 編集 ]
>成為さん

大阪人の自意識過剰ですかね。

私が通ってた頃の大阪の串かつ屋は目の前に壷か四角のアルミ缶に入ったウスターソースに皆でわいわい言いながら付けて食べてました。
労働者たちに混じって。
梅田あたりの店は共用ではなく個人用のほうが多かったと思います。

でも一度口に付けたものをもう一度共用のソースに付けるなんてやっぱりありえないような・・・。
[ 2013/07/20 21:30 ] [ 編集 ]
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