人生の暇つぶし

2016年にリタイアしました。アーリーリタイアや資産運用、旅、読書などのネタを徒然なるままに書き綴ります。

いつまでも生きる

体力や気力が充実しているうちにリタイアしないとリタイアしたところで何もできないよとよく言われます。
しかし私はすでに人生でやりたいことはありません。
これまでにやってみたいことはだいたいやりました。

ですので残りの人生は暇つぶしと思っています。
でも暇つぶしだからといってもやはり長生きはしたいと思っています。
健康であることが前提ですができれば100歳までは生きたいです。
100歳まで読みたい本は十分にありますし、社会がどのように変化していくかを眺めていれば後60年ぐらいはすぐに過ぎてしまうでしょう。

私が生まれてから社会は劇的に変化してきましたし、これからも劇的に変わっていくでしょう。
IT技術はまだまだ社会を変革していくでしょう。
日本の財政破綻は果たして起きるでしょうか。
遺伝子治療、再生医療や生殖技術などの進展は社会をどのように変えるのかも気になります。
中国がアメリカを超える大国となったときは世界はどうなるのでしょうか。
人工知能やロボット技術、宇宙旅行、北朝鮮の政権崩壊などなど気になることはたくさんあります。

これらは私が生きているうちにある程度分かることのように思えます。
しかしこの程度の変化しか見られないのはつまらないです。

たぶん死んで天国に行って続きを眺めていることと思います。
できれば神様には天国にも地上の図書館、ネット、テレビなどを利用できるようにしておいて欲しいです。
色々な宗教で天国でおいしい酒と果物などを用意してくれ、美女をはべらしてくれるといいます。
それだけでもありがたいですが、絶対に飽きます。
神様は天国でどうやって暇つぶしをすればいいのかをちゃんと考えてくれているのでしょうか。
私は宗教関係者にこのことを聞きたくてしょうがありません。
もしかすると神様もあまりにも暇で暇つぶしのために創造行為をなしたのかもしれません。

天国という永遠の時間であればもっと色んな変化を眺めることができます。
100万年単位で考えれば人間の身体はかなり変化しているでしょう。
人が単性生殖ができるようになればどうなるのか。性の分業がなくなるのか。
国家という単位は残っているのか。
太陽系外の移住はされているのか。
宇宙人と貿易などをしているのか。

そして何よりも一番気になるのは人類滅亡の時です。
隕石や小惑星の落下か。
月が地球から遠くはなれて地軸が安定しなくなったときは大丈夫か。
再び超大陸の形成と分裂が起きたときは大丈夫か。
太陽の膨張によって地球の温度上昇が限界に来たときか。
しかしこれらはまだまだ先のことですし、それまでに人類の科学技術はもっと進んでいることでしょう。
たとえ地球に住めなくてもどこかの星に移住してそうです。
その場合は天国は地球以外の星のテレビやネットにもアクセスできるようにしておいて欲しいです。
さらには人類滅亡後でも天国は残っているのか。
天国の人口は増えないのか。
そもそもその頃の天国の人口はどれくらいなのか。

でもいくら社会の変化を見ていたいと言っても永遠ともいえる時間を過ごすのはさすがに辛いです。
日々のゆっくりとした社会の変化を見ているだけでは飽きるでしょう。
早送りとかできないでしょうか。
あるいは寝ているので10年に一回ぐらい起こしてくれないでしょうか。
しかし10年でも変化を感じられなくなるかもしれません。
そうすると1000年、10000年に一回ぐらい起こしてもらって現在の社会を確認するというのはどうでしょうか。
でもだんだんとどのような変化にも面白みがなくなるかもしれません。
いっそのこと人類の滅亡の時までは寝かしてくれと言うかもしれません。

キリストやイスラムなど最後の審判を想定している宗教も仏教やヒンズー教のような輪廻を想定している宗教も大事なことを忘れているのです。
この世も大変かもしれないが、天国や極楽浄土に行ったところでどうやって永遠の時間の暇を潰すかという苦しみが待っているのです。
現在天国に住んでいる人たちは単調な毎日に飽きすぎてすでに廃人のようになってしまっていないか心配です。
これからの宗教はそのところまでケアする必要があります。
そうしないと天国に行ってからも鬱病になったり、自殺をしたりしそうです。
天国で自殺が可能なのかどうかしらないですが。
あるいは暇を感じないような精神に作り変えられるのかもしれませんが、そうなると自由な意思を持った人間ではなく単なるロボットのようです。
でもかといって天国でも会社に勤めたり恋愛をしたり、家族を作ったりすると現世と同じですし。

もしかするとこれからは天国がないことを確約してくれる宗教が求められるのかもしれません。
現世でうまく行かない人はおそらく天国でもうまく行かないでしょう。
天国でも人間関係はあるはずですから。
天国デビューを果たすような人もいるかもしれませんが。
あるいは麻薬を打たれたような陶酔感を永遠に味わうというもどうかと思います。
もちろん記憶が毎回消されてしまえば問題はありません。
その場合は人格の継続性がなくなるので別の人間と考えたほうが良いでしょう。

私は知らないですが、神様はいるが人生はこの世で終わり天国も地獄もないことをいう宗教はないのでしょうか。
あるいは天国はないが、現世で悪いことをした場合のみ地獄があるとか。
どこかにそのような宗教があってもおかしくないと思うのですが。
寿命が40年もなかった時代と寿命が80年もある時代に求められる宗教は全く異なるのではないかと思っています。

いずれにせよ生きるために働いたりするのも大変ですが、時間を潰し続けるというのも大変なものです。
長くて100年という寿命はやはりちょうどいいのかもしれません。

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[ 2013/06/08 15:44 ] 妄想 | TB(-) | CM(0)
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