人生の暇つぶし

2016年にリタイアしました。アーリーリタイアや資産運用、旅、読書などのネタを徒然なるままに書き綴ります。

リタイア後にどこで暮らすか(海外編)

見事アーリーリタイアを達成した後にどこに住むのかも重要な問題です。
前回は国内に住む場合を検討してみました。
リタイア後にどこで暮らすか(国内編)

今回は海外で暮らす場合を考えてみたいと思います。

まずはそもそも海外で暮らすことに抵抗がないかという問題があります。
アジアやアフリカのバックパッカー経験がある人は大丈夫だと思いますが、ツアーでしか海外に行ったことがないという人が多いでしょう。
あまり海外慣れしていない場合はまずはアジアの移住先候補の国をいくつか回って長期滞在してみてください。
自分に海外暮らしが合うと思えば最初は1年ぐらい暮らしてみればよいし、合わないと思えば日本に戻り日本でリタイア生活を送ればよいのです。

前提として生活費が高い国は除きます。
アーリーリタイアを目指す人は出来るだけ早くリタイアしたいので欧米やオーストラリアで暮らせるほどの資産を形成するぐらいならそれだけ早くリタイアすることでしょう。
あと中南米も除きます。日本から遠いし、スペイン語圏であること、物価もそれほどは安くないので。

海外で暮らす場合の検討ポイントとして以下のようなものがあるでしょう。

1、定住か、ノマドか
2、ビザ
3、生活費
4、住居
5、食生活や社会インフラ
6、娯楽
7、治安
8、日本人の多さ

それでは一つずつ検討していきます。

1、定住か、ノマドか

定住とはその国に数年単位の長期で暮らすということです。
定住するほうが生活コストは低いですし、日々の生活に安定感がでるでしょう。
しかし、ビザの問題があります。
長期ビザを取得するか、ビザが切れるごとに国外に出てすぐに戻るという作業を繰り返す必要があります。

ノマドとは観光ビザで制限まで滞在し、ビザが切れたら次の国に移動すると言うスタイルです。
ビザの問題がないですが、国を移動していくことで生活が落ち着かないことや移動コストの問題があります。
一方で国を変えていくので刺激があり、様々な交流や経験を得ることができるでしょう。
長く続けるのはきついかもしれませんが、最初の数年をこのスタイルにするのもよいかもしれません。


2、ビザ

海外で暮らす場合の最大の問題はビザです。
これがないことには不法滞在です。

ビザ不要、または容易に取得可能であり数ヶ月の滞在が可能な国は台湾、香港、マカオ、マレーシア、フィリピン、インド、ネパール、エジプトなどがあります。
特にインドは発効日から6ヶ月、ネパールはアライバルビザで延長込みで5ヶ月滞在、フィリピンとエジプトは延長込みで1年滞在できます。
これらの国をうまく組み合わせるとノマドスタイルでもコストを抑えて生活できます。

長期ビザについては退職ビザと学生ビザがあります。
退職ビザが取りやすいのはタイ、フィリピン、台湾があります。

特にフィリピンの退職ビザはすごいです。
35歳以上でフィリピンの銀行に2万USドルを預ければ永住権がもらえてしまうのです。
好きなときにフィリピンを入出国できるのでフィリピンを拠点として他の国を組み合わせることが可能です。
フィリピンからならタイなどの東南アジアも近いですしね。

タイは50歳以上の制限がありますが、こちらも240万円ほどをタイの銀行に預けるだけです。
フィリピンとは異なり永住権ではないですが1年ごとにマルチプルの1年ビザを更新できます。

台湾は180日の55歳以上の退職ビザがあり、延長は不可ですが再申請ができます。
他にもマレーシアやインドネシアなどがありますが、資産要件が厳しくアーリーリタイアには向きません。

若い人は留学と言う手があります。
語学留学は大抵の国で可能ですが、留学するとなるとそれなりに勉強する必要があったり、手続きが面倒だと言うこともあります。
しかしタイであれば簡単に学生ビザが取れます。
授業料は年間7万円程度でタイ語だけでなく英語なども学べます。
最長で10年間勉強することが可能らしいですが、それであれば退職ビザにつなげることが可能でしょう。
ほとんど長期ビザを取得するための制度となっており、授業に来ない人も多いようです。

3、生活費

生活費は重要ですが、上に上げた国であればそれほどはかからないと思います。
インド、ネパール、エジプトであれば一日千円でお釣りが出ます。
ゲストハウス400円、三食で200円、その他お茶代やネット代で200円というところでしょうか。
少々の贅沢費を含めても5万円で十分でしょう。

フィリピン、タイであればもう少し高めで7万ぐらいを想定すればよいでしょう。
マカオや台湾、マレーシアであれば10万ぐらいでしょうか。

もちろんどれだけの生活レベルを求めるかによって全く異なりますが、やはり上記ぐらいの生活費でたまに贅沢もする生活をしたいものです。

4、住居

住むところはゲストハウスかマンションを借りるかになります。
ゲストハウスの良さは気軽に利用でき、あわなければすぐに移動できることや、友達が出来やすいので退屈しないことでしょうか。
デメリットは長期契約となるマンションと比較してコストが高くなってしまうことと宿なので落ち着かないことでしょう。

マンションを気軽に借りることが出来るのはタイ、フィリピンだと思います。
タイであればガードマン付の綺麗なワンルームマンションが光熱費などを含めても2万円を切ります。
フィリピンでも3万円あればコンドミニアムを借りることが出来ます。

国を定期的に移動する場合はゲストハウスとなりますが、定住する場合は最初ゲストハウスで暮らしながらマンションを借りることも検討すればよいでしょう。

5、食生活や社会インフラ

食生活は暮らしの基本なので重要な問題です。

タイ、ネパール、台湾であれば日本人の口に合うでしょう。
これらの国は全てバリエーションが豊富で日本食も十分満足できるレベルです。

インド、エジプト、フィリピンなどは日本人にはいまひとつかもしれません。

社会インフラとは交通の充実度や病院、電気、ネットなどです。
タイ、台湾、マレーシアなどは先進国と同じレベルですが、その他の国では何かしら不便なところがあります。
特に病院をよく利用する人やネットが速くないと我慢できない人は下調べをしましょう。

6、娯楽

娯楽はどのようなものを求めるかによるでしょう。
タイやマレーシアでゴルフ、マカオでカジノなどはアーリーリタイアを目指す人には少々贅沢かもしれません。

タイであれば漫画喫茶やキャバクラのような場所もあり、居酒屋も豊富です。
海もありますし、トレッキングなどもできます。

ネパールではトレッキング、フィリピンではマリンスポーツでしょうか。
エジプトも紅海でマリンスポーツが可能です。

日常的な娯楽ではタイがベストでしょう。

7、治安

いままで述べた国は場所によりますが治安は特に問題ないです。
フィリピンは一般的に治安があまりよくないとは言われていますが、地域によります。

インドは若干治安が悪いかもしれません。
ですが、それ以上に外国人が向き合わざるを得ないうざいインド人に相当疲れるでしょう。
正直私はインドに長期間いるのはしんどいです。

8、日本人の多さ

日本人が多ければ一緒にだべったり、飲みに行ったりと退屈しないでしょう。
情報交換やいざと言うときに頼りになることもあるかもしれません。

海外に行くと日本人と付き合いたくないと言う人も多いですが、定住する場合は日本人が周りにいたほうが何かとよいと思っていますし、日本語に飢えることもないです。

東南アジアであればどこにでも日本人はいますが、やはりリタイア組で境遇が似たような日本人が多いのはタイだと思います。


さていくつかポイントを述べましたが、私はやはりタイがベストだと思いますし、実際に外こもりやアーリーリタイア組が多いのはタイだと思います。

治安の良さ、食生活や娯楽の充実度、社会インフラの充実度、日本との往復が安価、生活費がそこそこ安いなどどれを取っても満足できるレベルだと思います。


じゃあ総合的に考えて日本と比較してタイでの生活とどちらが良いかということになります。
現在のところ私は日本のほうがよいと考えています。
理由は以下の通りです。

1、日本の生活費とそれほど変わらない
私の生活スタイルだと日本での生活費はタイでの生活費より若干高い程度です。
また私の場合は所有株の優待の利用、オークションでの売却をしていますので、これができないので収入が若干下がります。
贅沢に興味がなく自炊生活で2万程度のマンションで問題ないなら意外と日本の生活費は安いです。
贅沢をすればするほど日本とタイとの生活費の差が大きくなりますが、贅沢をしなければしないほど生活費の差は小さくなるということです。
2、図書館がない
私の日常生活には読書が欠かせませんのでこれは大きいです。
タイでは無料で読める日本語の本は限られており、無料の電子書籍では読みたい本が少なすぎます。
3、両親が心配
両親が年を取ってくるとやはり近くにいないと心配です。
4、確定申告が必要
私は不動産収入があるので確定申告の時期には帰国の必要があります。
代理人を指定することもできますが親兄弟には頼みにくいです。
5、やっぱり日本が暮らしやすい
治安や社会インフラも最高だし、自分の国にいる安心感があります。

ということで日本で暮らして、海外は年に2ヶ月ほど遊びに行く予定です。


バンコクでの外こもり生活の様子を知りたい人はこの本がお奨めです。
残念ながら著者はバンコクで知り合いの日本人に金目当てで殺害されてしまいました。
海外で自分の経済状況はうかつにしゃべらないほうがよいかもしれませんね。

外こもりのススメ―海外のほほん生活外こもりのススメ―海外のほほん生活
(2008/07)
安田 誠

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[ 2012/05/12 11:54 ] アーリーリタイア | TB(-) | CM(0)
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