人生の暇つぶし

2016年にリタイアしました。アーリーリタイアや資産運用、旅、読書などのネタを徒然なるままに書き綴ります。

プライマリーバランスの黒字化を諦めちゃった

予想はされていたことでしょうが、2020年のプライマリーバランスの黒字化を安倍さんはあきらめたようです。
同時に人づくり革命とか全世代型社会保障とか言い出して相変わらず新しいバズワードを繰り出しているようです。
国際社会に向けた公約でもあると言っていた記憶があるのですが。
日銀の異次元緩和が始まった時に黒田さんが財政の健全化をしきりに訴えましたが、見事に無視されました。
すでにヘリマネじゃないかという人もいますが、このまま誤魔化し続けられるのでしょうか。

100年安心の年金などもそうですが、そろそろ無理な目標を掲げるのをやめたほうがいいいいのではと思います。
政府のいうことを最初から信頼しなくなってしまい、目標に意味がなくなります。
国民にバラ色の将来を見せることが出来なくても地に足付けた政策や現実的な目標を掲げたほうが良いのではないでしょうか。

消費税の増税はするそうですけどその分をほとんど使っちゃうようで永遠に財政の健全化を諦めたとしか思えません。
あとはどの世代までが逃げ切れるのか。
私の両親は大丈夫そうですが、私はちょっと無理っぽいですね。
マイルドにこのまま国民負担が増えるのか、あるいはインフレなどで急激に国民への負担が来るのでしょうか。

プライマリーバランスの黒字化なんて予算の多くを占める社会保障費をバッサリ切って、公務員を3割とかぐらいの大幅削減すればいいだけだと私は思います。
企業がたまにやる手法ですが、ある部署を強制的に3割ぐらいの人員にする方法は結構効くと思います。
働き方改革とか労働監視とかもろもろのよく分からない事業を減らすには公務員を減らすのが一番効くでしょう。
いきなり切り捨てるのは無理なら給料は保障して小売りや介護など人材不足の業界に派遣すればいいのではないでしょうか。

当たり前の話ですが、フリーランチはありません。
無限に借金を増大させることは不可能ですし、低金利を維持できるのがいつまで可能かなんて誰にもわかりません。
どこかで誰かが負担しなければなりません。
それがどのような形で、どのタイミングがは分かりませんが、最終的なツケを払わされるのは今の高齢者ではなく子供たちなのは確かです。

プライマリーバランスの黒字化なんて必要なく経済成長とそれによる税収増で対応可能などという人もたまにいます。
国家予算の増大で経済成長できるのなら、バブル崩壊後に急速に借金を増やし続けた時点でとっくに経済成長して税収も増えているはずです。
そもそもそれなら社会主義国になって民間に自由を与えず国家が経済成長をさせるのが正解ということになります。
国家が生産性の増大に寄与するインフラ投資をするのではなく消費するだけなら持続的な成長は望めません。

とは言っても私はかなり楽観的です。
今後数年で国民生活に急激な影響を与えるようなことが起きないのなら、私ような40半ばの人間にとっては半分逃げ切ったようなものです。
インフレや消費税の増税、資産課税などで負担が急激に増えたところで何とかなると思っています。
次世代に対して申し訳ないなとは思いますが。

どちらかというと壮大な社会実験を見ているようで行く末が楽しみです。
国家のデフォルトやハイパーインフレなんて珍しいことではありませんが、現在の日本の世界経済に占める割合とその債務残高の規模は相当なものでしょう。
日銀の異次元緩和ももういっぱいいっぱいなところまで来ています。
2年間の短期決戦のはずが永遠の戦いになりそうな雰囲気になってきています。
2年間の短期決戦というのも誰も信じていなかったでしょうが。

今のところは常識的な経済の見方が正しいと思います。
しかし、リフレ派や日本の借金は0だとかいうキワモノ扱いされている人たちの言う通り、案外大したことは起こらないのかもしれませんし、政府や日銀がうまく対応してしまうのかもしれません。
それに経済や国際社会を取り巻く状況は常に変わっていきます。
自動運転やAI、IOTといったイノベーションも大きな影響を与えることでしょう。

いずれの結果になるにしても膨れ上がった債務残高と異次元緩和の結果を私が死ぬまでに見届けたいのものです。
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[ 2017/09/23 11:54 ] 社会 | TB(-) | CM(6)
日本で一番借金が多いのは誰か?
トヨタですね。返す力や資産があると思われているからです。
その場合、さらに低金利で借金ができます。
日本はどうでしょうか?
マイナス金利で借金ができますね。それは返す力や資産が十分あると思われてるからではないでしょうか?
なぜ世界一の黒字国が破たん寸前だと思われるのでしょうか?
世界一が破たんしたら、他の国はすでに消滅しているのではないですか?
[ 2017/09/23 15:19 ] [ 編集 ]
記事の趣旨に同意です。

先のコメントをされた方に、
横からお答えしちゃいます。
<(_ _)>

日本がマイナス金利で借金できるのは、
国債を日銀が全部買っちゃうからです。

日本の財政が信用されていようと、されていなかろうと、
(現状では)金利と関係ないです。
[ 2017/09/23 17:23 ] [ 編集 ]
補足です。

これが日銀の量的・質的金融緩和というやつで、
本来であれば、
マーケットに国債が出てきて、
そこでついた国債の価格(=金利)で信用度合いがわかるのですけど、
なにしろ出てくる片っ端から日銀が買っちゃうので、
マーケットが日本の財政をどれくらい信用しているのか?
判断ができなくなっているのです。

らいくむ殿

出過ぎた真似をしてすいません。
他でも似たような意見を見て、
一度説明してみたいと思っていたんです。
[ 2017/09/23 17:36 ] [ 編集 ]
>grreeさん

こういう質問をされるということは経済に興味を持っているけれど経済について基礎的な勉強をしたことがないのだと思います。
それであれば経済の勉強をしてみませんか。
最初は経済学部生向けのマクロ経済学の本から始めて、ミクロ経済学、金融政策や通貨に国際貿易に関する本、リーマンショックやバブル崩壊などの個別事例を扱った本を読んでいくとどんどん面白くなると思いますよ。

>mushoku2006さん

財政や金融に関しての基本的な考え方についてはある程度コンセンサスが取れていると思うのですが、どうしても政府の周りや一部のエコノミストは半ば悪乗りしたような夢のような説を展開しますからね。
国民の側もデフレ脱却のようなシンプルなフレーズのほうが受け入れやすいのでしょう。

仰るような日銀による金利操作だけでなく、政府が賃上げする企業に補助金出そうとか、市場ではなく政府が正しいと信じる価格や供給を決めようとするのはとても危険だなあと思います。
市場しか正しいシグナルを伝えてくれないのにそれを潰してしまうのは本当に愚かです。
[ 2017/09/23 20:06 ] [ 編集 ]
私は20代なので確実に逃げられませんが、節約術で意外と何とかなりそうな気がしてます。工夫すれば平均の3分の1で不満なく暮らせますし。

こんな考え方をせざるを得ない環境は、明らかに経済的にマイナスだと思いますが。
[ 2017/09/24 00:58 ] [ 編集 ]
>とみーさん

私は戦後の破たんのような悲惨なことにはならないのではと思ってます。
じわじわと税金やインフレによる負担が大きくなるでしょうが、経済の混乱がひどいものでなければ大丈夫ではと楽観的です。

年収30万の人の実質の所得が10万になったとしても、10万でも充実した生活が遅れますし、医療費が足りなくても70歳をこえたら大した治療が受けられなくても構わないですしね。
[ 2017/09/24 23:52 ] [ 編集 ]
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