人生の暇つぶし

2016年にリタイアしました。アーリーリタイアや資産運用、旅、読書などのネタを徒然なるままに書き綴ります。

正月の朝日新聞を読んで

私の実家は朝日新聞を購読しているので帰省すると朝日新聞を読みます。
そして毎日10分もせずに読み終わってしまいます。
読もうと思うところがないのです。
親に読むところがないだろうと聞くと、新聞を読む安心感とチラシのために購読していると言います。
新聞の内容そのものはつまらないと言います。

私が高校の頃は新聞を毎日丹念に読んでいました。
その頃と比べて新聞の質が落ちたのか、私が少しは賢くなったのかどっちなのでしょうか。
当時は日経新聞も購読しており、当時から経済好きだった私には日経新聞のほうが面白かったです。

ところで正月の朝日新聞に経済成長は必要なのかという問いかけの記事が載っていました。
この記事を読んだときに記事のレベルの低さに少し驚きました。
私のように単なる暇つぶしで書いているのではなく、それなりの訓練と経験を積んで高い報酬をもらう人が書く文章がこの程度でしかも編集委員とは驚きました。
記者の主張の本質的な部分は特に否定するものではありません。
しかしいかんせん、言葉の定義がはっきりしない、議論が飛び過ぎてしかも記者が前提としている話に疑問が多い、結局言いたいことがよく分からなくて、読み手がかなりの推測を強いられます。
ネット上の記事のような色んな知識を寄せ集めてみましたというような仕上がりになっています。
そして色んなよけない思いを入れることによって記者がおそらく主張したこととは別の話になっており、読み手もそのように受け取るのだろうと思います。

大手新聞やテレビがマスゴミなどと言われたり、朝日脳などと馬鹿にされることが多くなりました。
まあマスゴミというような人は大抵新聞よりひどいネット上の話題を知識に源泉にしてしまっていることがほとんどでしょうが。
しかしマスを対象にしたメディアであれば対象に合わせた内容になることは当たり前です。
メディアが生まれた当初から変わらないと思います。
主義主張は別にして新聞に質を求めるのは難しいのだと思います。
読者が情緒的な記事を求めるなら記事もその方向に傾きます。
なのでそれなりに勉強する人なら大学生ぐらいになると新聞は読み飛ばすものになると思います。
社会で起こっていることを大雑把にはつかんでおくために読むぐらいでしょう。
民放よりはましと思われるNHKのニュースやNHKスペシャルなども大学生ぐらいになると見る気をなくすのではないでしょうか。
私も20年ほどNHKスペシャルなどを見ていないので今のNHKの番組の質は分かりませんが。

ネット社会になり新聞のような幅広いニュースを扱い日々の出来事に論評してくれる質の高いサイトができないかなと期待しましたが今のところないようです。
アゴラには期待しましたが正直期待外れでした。
しかしネットは無数の記事があるため読む価値のある記事も多くあるはずです。
キュレーションサイトというのがありますが、質で絞った記事を時系列、分野別で集めてくれたらいいのになあと思います。

結局質の良い記事を読むためには読者層を絞ったメディアになります。
質がよいということは読者にもある程度知識や思考能力を求めるので大抵の人は読まないでしょう。
そうなるとビジネスとしては難しくなります。
日々の情報を伝える類のメディアで質を伴うのは構造的に難しいのでしょう。
なので私は社会でリアルタイムで起きていることにはほとんど興味がないのかもしれません。

日本人の知的レベルが全体的に上がれば新聞などのメディア質も上がるのだろうと思います。
しかし原発から働き方、格差、地方などといった問題で情緒的な議論が最優先される風潮はこれからも変わらないだろうし、本をますます読まない傾向も増している中でそれは難しいでしょう。
知識の総和レベルではこれからも人類は成長していくのでしょうが、個々人の平均的な知的レベルの向上はすでに生物学的、社会学的な限界に来たのではないのかなと密かに思っています。

ところで経済成長についてですが、
私は経済成長をことさら目標に掲げる必要はないという考えです。
政府や日銀の役割は経済成長というよりは経済が激しく変動しないようにすることだと思っています。
大事なのは世の中にある無数の課題を市場を通じて解決させる仕組みを用意しておくことではないでしょうか。
そうすると競争を通じて課題が少しずつ解決され、その結果として経済成長もついて来るのだろうと思います。

しかし政府としては経済成長を主軸に置きたいのは分かります。
GDP比に占める割合がとてつもない日本の借金のことがあるからです。
経済規模が大きくならないことには借金の負担が大きくのしかかることになります。
リフレ派の主張の一つにリフレによる成長で名目GDP比で借金が小さくなるということがありました。
しかし経済はそんな簡単にコントロールできるものではなく借金のツケはどういう形であれ誰かが負うことになります。
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[ 2017/03/18 12:01 ] 社会 | TB(0) | CM(2)
以前何かの調査で見ましたが新聞を定期購読する最大の理由はTV欄だったそうです。つまり記事や論説にはあまり大きな期待が無い。
しかしそのTVもどんどん視聴者が離れていってるのでもはや新聞には存在価値が無い状態になってます。
最大の理由だったTV欄の確認も必要ないわけですからね。

さて、経済成長ですが大きな借金を背負っている日本ではしないわけにはいかないということですか。。。
国が無理やりにでもインフレに持っていくならやはり株などの対応資産をある程度持っておきたいなと思いますね。
[ 2017/03/19 18:11 ] [ 編集 ]
>招き猫の右手さん

>新聞を定期購読する最大の理由はTV欄だったそうです。

なるほど。納得です。
新聞もこのままじゃもう駄目でしょうね。
会社自体は不動産業などで生き残るんでしょうが。
TVも見ない人が増えていますね。
特に40代前後の人ってほとんど見ないんではないでしょうか。

そろそろインフレに転換しそうな雰囲気にはなってきていますね。
緩やかなインフレで行ってくれればいいんですが。
ハイパーインフレになれば株などもどうなるかわかりませんし。
[ 2017/03/19 23:49 ] [ 編集 ]
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