人生の暇つぶし

2016年にリタイアしました。アーリーリタイアや資産運用、旅、読書などのネタを徒然なるままに書き綴ります。

2012年7月のお奨め本

2012年7月に読んだ本の中でお奨めのものを紹介します。

・13人目の探偵士 (13人目の探偵士)

キッド・ピストルズシリーズの第一作。
パラレルワールドのロンドンで探偵士が次々と殺害される事件が起こるのですが、3人の探偵士と事件に巻き込まれた記憶喪失の男が事件の解決に挑みます。
元はゲームブックとして出版されたものを加筆修正したものですが、探偵士を選択して読み進むという実験的な推理小説です。
選択すると言っても順番に3人全員の探偵士の推理を読むこととは思いますが。
3人探偵士の視点から一つの事件を解き明かしていくという趣向は十分楽しめます。

13人目の探偵士 (講談社文庫)13人目の探偵士 (講談社文庫)
(2004/02)
山口 雅也

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・野生の思考(クロード・レヴィ・ストロース)

いわずと知れた著者の代表作。
数年に一度読み返していますが、初めて読んだときには世界観が変わってしまいました。
レヴィ・ストロースの思考の深さを堪能したいのなら私は本書が一番良いと思います。
ただ前提知識が全く無い場合は新書などで構造主義などの概要を勉強してからでないと少し難解です。
最近思うのですが、神経生物学と構造主義って親和性があるのではないでしょうか。
人類の思考の結果うまれた文化の構造は人間の脳回路のシステムから説明しやすいように思えます。

野生の思考野生の思考
(1976/01/01)
クロード・レヴィ・ストロース

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・まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか(ナシーム・ニコラス・タレブ)

トレーダーとして20年以上生き残ってきた著者がランダム性について語っています。
人が投資や日常生活について起きた事象を統計的に正しく把握できないエピソードをこれでもかと語っていきます。
書かれてあることは常識的なことだとは思うのですが、いかに世の中は勘違いをした人だらけなのかを教えてくれます。
エコノミスト、評論家、政治家、サヨクの方々には本書をしっかり読んで欲しいものです。
おそらく本書を読んでも自分のことだとは認識しないのでしょうが。
著者自身も自分は感情に支配されていると言うように人間は感情に支配されて合理的な行動を取るのが難しいことをしっかりと理解して事象を把握すると言うことが最も大切なことだと思います。
惜しむらくは著者独特の語り口がとっつきにくいことと分量の割にはたいしたことを書いていないことです。
それでも読む価値のある本です。

まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのかまぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか
(2008/02/01)
ナシーム・ニコラス・タレブ

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[ 2012/08/07 00:23 ] 今月のお奨め本 | TB(-) | CM(0)
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