人生の暇つぶし

2016年にリタイアしました。アーリーリタイアや資産運用、旅、読書などのネタを徒然なるままに書き綴ります。

受験参考書の思い出

受験シーズンですが、現在の高校三年生は120万人ほどだそうです。
私の学年は200万人ほどですのでえらく人が減ってしまいました。
私の時代は浪人生の割合が高かったですが、現在は浪人生の割合は大分少なくなって予備校も経営が大変だろうと思います。
人口が少なくなっているので当然競争率も低くなっているようで、母校の先生と話していると私の時代の阪大生が現在の京大生のレベルのような感覚だと言っていました。
国立はまだしも早稲田や慶応になると一般入試でもかなりレベルが低下したそうです。

それにしても私の世代は人が多すぎて小学校のクラスは60人ぐらいでしたし、大学受験も厳しくさらには就職氷河期でした。
なんともついていない世代です。

最近読んだ本で大学受験の現代文の問題を使って文章の解説をするというユニークな本を読みました。
そこで受験時代に使った参考書で面白いかったものを思い出しました。

1、思考訓練の場としての英文解釈(多田正行)

一部の難関校受験生に熱狂的に支持された参考書です。
この本を知っている人は通な人でしょう。
ハイレベルな問題とそれをとことん突き詰めていくというスタイルは快感を覚えてしまいました。
そして何より面白いのは今となっては化石となったマルクス主義的な罵倒するような文章です。
1973年の発行なので時代状況をよく表しています。
ここまでとことん考えることを要求する参考書は中々ないと思います。
英語がとにかく嫌いだった私ですがこの本だけは最後までやり通しました。
家にまだ置いてあるのでいつか読み直そうと思っています。
まだ買えるみたいです。



2、有坂誠人の現代文速解例の方法―試験で点がとれる (有坂誠人)

この本は選択式の問題を本文を読まずとも選択文だけから正解を得る方法を解説しています。
出題者は正解を作ってから誤答のバリエーションを作成します。
ではどのように誤答を作成するのかを出題者の心理を推測することにより本文を読まなくても正解が分かってしまうのです。
この本をマスターしておくと選択に迷ったときに絶大な効力を発揮します。

まさしく邪道の参考書です。
けれど受験というのはあくまでゲームと割り切るなら決められたルールのもとで合格を勝ち取るのもアリのはずです。
センター試験では選択に迷った時にはこの「例の方法」で答えを選んでいました。



3、大学への数学

これはかなり有名なので知っている人が多いでしょう。
理系の難関校を受験する人はかなりの人が使っていたのではないでしょうか。
私が利用していたのは雑誌ではなく別冊のようなものだったと思います。
私は文系ですが数学が一番得意でこの歯ごたえのある問題をよく解いていました。
今にして思えば理系を選べば良かったと思っています。
とにかく楽をしたくて勉強をしたくなくて全体的な勉強量が少ない文系を選んでしまいました。
理系の素養がしっかりとしていないと文系科目の理解が難しいなと思う今日この頃です。



そして最近読んだ本ですが、

4、哲学の誤読 ―入試現代文で哲学する! (入不二 基義)


大学入試の現代文の問題を4問解説しています。
出題文の著者は野矢茂樹・永井均・中島義道・大森荘蔵です。
全て時間に関わる内容です。
著者も時間についての本をいくつか出版しています。

短い出題文ですが丁寧に解説しており哲学の入門書としても読めます。
面白いのは出題者や模範解答のにも突っ込みを入れているところです。
模範解答では確かにきちんと理解できないなと思うところが多々ありました。
文章を丁寧に読むことを教えてくれると思います。
内容は受験生レベルなのでとても簡単です。

関連記事


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

[ 2016/01/30 15:59 ] はじめに | TB(0) | CM(4)
ゆとり世代ですが
大学への数学は大学生の時に頑張って解きました(笑)
個人的に感動した参考書は奥井先生の「英文読解 3つの物語―分析と鑑賞 」と世界史だと武井先生の「体系世界史―構造的理解へのアプローチ」ですね。

参考書といえば、最近、自主回収された性的表現含む漢字問題集が人気になりましたねぇ。
[ 2016/02/01 22:06 ] [ 編集 ]
>東方不敗さん

2冊とも私は知らないですが、おそらく受験参考書をこえた何かを教えてくれるものは印象に残るのでしょうね。
両方とも読んでみたいです。
私の時代でもユニークな参考書はもっとあったのでしょうけど如何せん勉強嫌いだったので…

>自主回収された性的表現含む漢字問題集
そんなのがあったのですね。
自主回収までしなくてもよいような。
[ 2016/02/02 00:24 ] [ 編集 ]
いやあ、わたしもまさしく受験競争が一番激しい時代で、たしか18歳人口が一番多い世代と言われていました。
受験は厳しかったですが、頑張ったしそれなりに成功したので充実感はすごくありましたね。

例の方法、その言葉だけ独り歩きというか、聞いたことがあります。
僕は読んだ事はありませんでしたが。
[ 2016/02/03 00:28 ] [ 編集 ]
>招き猫の右手さん

ほんと多いですよね。
その割には私たちの世代の影響力とかパワーはあまり感じられないような。

私は何とか現役で合格してとにかくほっとしました。
充実感はなくとにかくもう嫌なことから逃げられるという気持ちでした。
[ 2016/02/04 00:25 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

ブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

相互リンクとコメントを頂いた方