人生の暇つぶし

2016年にリタイアしました。アーリーリタイアや資産運用、旅、読書などのネタを徒然なるままに書き綴ります。

世代間格差と幸せ

世代間格差については長年論じられてきました。
バブルがはじける頃には少子化やグローバル化を考えると世代間格差が問題になることはすでに分かりきっていたことだと思うのですが、格差是正の何らの進展もなく財政破綻も現実味を増しています。
年金、医療、あるいは農家への補助金のような政策まで全ては上の世代のために若い世代から搾取しているような状態です。
おそらく実際に金利が上がりはじめ、ない袖が振れなくなるまではこのままでしょう。
今の若者はグローバル競争による賃金水準の低下だけでなく、上の世代のつけと言う二重の重荷を背負わざるを得ません。

私の両親を見ても確かに親の世代は幸せな時代を生きてきたように思えます。
産まれたときは貧乏でもそれからの生活水準はずっと右肩上がりです。
家を建てて住宅ローンを組んでもインフレと給与の上昇であっさり完済して、定年後にはたくさんの退職金と年金もきちんともらえています。
私や兄弟に対してもきちんとした教育を与え大学を卒業させており、親の責任は十分すぎるほど果たしてくれています。
またとてつもなくおいしい企業年金をもらっていますが、明らかに若い現役社員からの搾取です。
私の父親がいた会社は現在業績がよくないので、給与カットされている現役社員が気の毒です。

しかしながら最近は上の世代が言うほど不幸じゃないと主張する若い世代も多くいます。
偏った見方しかできない上の世代が定義する幸せとは別の幸せがあるのだというのです。
確かに上の世代と同じ価値観で生きるとしたらかわいそうなのかもしれませんが、新しい価値観を見つければまた新しい幸せな生き方があるでしょう。

私は両親の世代より自分の世代のほうが良いし、これから生まれてくる世代と変われるなら変わりたいと思います。
なぜならやはり科学や技術の進歩の恩恵を受けられるのは当然後の世代だと言うことがあります。
この10年でも医療やITなどの進歩により格段に便利な社会になりました。
私はブロードバンドや携帯、ネットバンキング、ネットショッピングが普及したことだけでも生活が低コストになり、自分の時間が作られるようになったと思います。
こうして無料でブログを書いて暇も潰せます。

そして私にとってもっと重要なことは価値観の多様性が認められるようになってきたと言うことです。
親の世代と比較すると私の世代はかなり自由に生きていると思います。
卒業後に入社した会社と一蓮托生で生きなければいけないなんて私にはありえないですし、結婚しない、あるいはしても子供を持たない自由も大手を振って主張できるようになりました。
実態はかなり胡散臭いですがノマドなどと言う言葉も使われるようになりました。
まだまだ平等とはいえないですが、女性の社会進出も進んでいます。
自動車やブランドものといった所有からはかられる人間の価値というものからもかなり自由になってきたのも私の世代以降でしょう。

私自身は自分の世代は親の世代より幸せだと確信をもって言えます。

いずれは日本もギリシャのように財政破綻する可能性が大きいでしょう。
現在ギリシャは大混乱していますし、自殺者や鬱病が増えていると報道されています。

消費税を少し上げるだけでもこれだけもめる国なので破綻を回避することは不可能でしょう。
しかし日本が破綻するまでにはもう少しだけ時間的な余裕がありそうです。
若い世代は破綻に備えた生き方を模索しつつあるのではないでしょうか。
経済的な豊かさを求める人はグローバルに戦うでしょう。
そしてその他大勢の若者は貧乏でもそれなりに幸せに生きる術を身につけていくのでしょう。

もちろんだからと言って現在の世代間格差や公務員と民間、正規と非正規の格差を正当化することはできません。
しかし社会全体がどうなろうとしっかりと生き抜いていくためには自分なりの価値観で幸せを築いていくことが大事なのでしょう。
その一つがアーリーリタイアなのかもしれません。
財政破綻したときにリタイア資金も無価値になるのかも知れませんが。
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[ 2012/06/17 22:30 ] 雑感 | TB(-) | CM(2)
全く同感です。
私も上の世代は金銭的には恵まれいましたが、生き方が画一的であまり選択肢がなかった時代だったと思います。今は社会状況が変わり様々な選択肢が取れるようになりました。選択肢ががることがいいのか悪いのか、個々の価値観によるところが大きいと思います。

私もアーリーリタイアを考えていますが、上の世代に生きていればおそらく、そういうことも考えなかったと思います。この時代、この世代に生きているが故の価値観、選択だと思います。また、下の世代は別の価値感を持って時代に順応して生きていくのではないかとも思います。

日本の財政破綻、私もあるかも知れないと思っています。でも、いつなのか、本当にあるのか、こればっかりはなってみないとわかりません。

私はこの時代に生き、時代がゆえに持った価値観を信じるだけです。

「世代間格差と幸せ」私も漠然と思っていたことを理路整然と文章にせれていましたので、コメントさせて頂きました。

これからも鋭い考察お願いいたします。
[ 2012/06/24 02:07 ] [ 編集 ]
>toshixrさん

コメントありがとうございます。

>この時代、この世代に生きているが故の価値観、選択だと思います。また、下の世代は別の価値感を持って時代に順応して生きていくのではないかとも思います。

そうですね。
育った時代が異なるということはそこから生まれる価値も全く異なり、他の世代はそれを尊重すべきだと思っています。

ブログ読ませていただきました。
後1年でリタイアとはもう目前ですね。
私は半年から最長6年9ヶ月以内というなんともあいまいなリタイアの時期を設定しています。
迷っています。

住宅を賃貸に出された記事は面白く読ませていただきました。
私もマンションを賃貸に出すつもりなので非常に参考になります。

おそらく先にリタイアされると思うので今後もtoshixrさんのブログを参考にさせてください。
[ 2012/06/25 00:38 ] [ 編集 ]
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