人生の暇つぶし

2016年にリタイアしました。アーリーリタイアや資産運用、旅、読書などのネタを徒然なるままに書き綴ります。

祝!住宅ローン完済

先日めでたく住宅ローンを完済しました。
15年にわたる長い道のりで、ローンを組んだ時にははるか遠い未来と思っていたのにとうとう15年の月日が流れました。

私自身は賃貸派ですが、15年前に勤務先が東京になったのをきっかけに勢いでワンルームマンションを購入しました。
賃貸を探していたのですが家賃が結構高く、ワンルームマンション投資も考えて探して、どう考えてもマンションの価格が家賃と比較して安すぎると思い購入に踏み切りました。
当時は5年ほど住んでから人に貸すつもりでしたが、結局東京から離れることもなく、マンションを買った場所が便利で気に入ってしまい15年間住み続けてしまいました。
当時は土地や人件費、資材費すべてが安いために結果的に底値に近かったようで現在でも買値以上に売ることが出来るようです。
運がよかったですが、それでも住宅を保有することの面倒やマンション特有のリスク、住む場所が固定されることを考えるとやはり私は賃貸派です。

マンションのローンですが納得いかないことばかりでした。
何といっても何故保証会社との契約が必須なのかです。
保証会社といっても銀行のグループ会社なのでグループ全体で考えると単に手数料を取っているだけにしか思えませんでした。
金利についてもそうですが、保証会社にしてもなぜ個々のリスクに応じることができないのでしょうか。
公務員や一部上場企業の社員はローン審査が通りやすいという程度はありますが、保証会社か連帯保証人を選ぶとか、保証料や金利を信用度に応じて変動することはできないのでしょうか。
私の場合はローン金額も低く、当時の収入を考えると15年で払えなくなる確率は相当低いものだったはずです。
さらには親を連帯保証人にさせてくれれば親の資産を考えるととりっぱぐれることもほぼないレベルでした。
返済能力は人によって違うのだから返済能力が高い人がなぜ返済能力の低い人のコストを負わなければいけないのかさっぱり理解できませんでした。
ちなみに銀行員の友人は保証会社無しで住宅ローンを契約していましたので、専門知識や交渉で何とかなるのかもしれません。

また、私が契約した当時は優遇金利競争がそれほどではなくそれほど優遇してもらえませんでした。
そのこと自体は問題ないのですが、問題は日銀の異次元緩和によりマイナス金利なるまで金利が低下してきたにも関わらずずっと住宅ローンの金利が2.475%で固定されていることです。
私の場合はここから優遇金利の0.5%が引かれていました。
実際の調達金利は知りませんが、私のような返済能力が高い人に対する貸し付けとしてはぼろもうけでしょう。
さらに悲しいことに住宅ローンを組んできちんと返済してきたのに、ATMの時間外手数料の優遇さえ受けられていません。

住宅ローンが何故下がらないのかというと基準となる短期プライムレートが下がっていないからです。
銀行が横並びで短プラを下げないのですが、利ザヤが減るのを避けたいからでしょう。
また、現在の住宅ローンは優遇金利がもの凄いことになっているので結局は十分金利は低いです。
割を食っているのは私のようにローン金額を少なくて借り換えメリットがない人たちだけです。
それでも本来の基準金利ではなく優遇金利で調節するというのも理解できません。

と文句を言ったところで仕方がなく嫌なら全額返済をさっさとすればよかったわけで、全額返済する資金で株を買ったほうが金利以上に稼げると思っていたので仕方ありません。

15年前と金融業界もだいぶ変化してきており、フィンテックもこれから本格的に私たちの生活を変えていくと思います。
メルカリなんかも個人ローンに進出してくるのでしょうが、お金を貸すのは銀行や消費者金融に限られなくなってきています。
ローンのオーダーメイド化も進むかもしれません。
亀のような歩みだった金融業界もどんどん変わっていってくれることを期待したいです。

抵当権抹消手続きについても書こうと思っていたのですが長くなったので、来月に書きます。

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[ 2019/04/23 16:26 ] 雑感 | TB(-) | CM(2)

2019年3月のお奨め本

2019年3月に読んだ本の中でお奨めのものを紹介します。

・予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 (ダン アリエリー)

行動経済学の入門書です。
体型的な教科書ではなくて、ユニークな実験を通して人間の行動の不合理さ、面白さを教えてくれます。

投資でよく言われることに、人は損失の痛みを重視するというのがあります。
本書の実験ではものの見事に人間はそのような行動を示しています。
それと関連していかに無料に弱いか、あるいはボランティアの頼まれごとと安い報酬の仕事の違い、金額によるプラセボ効果の違いなど多くの事例を紹介しています。

これを読んでいるといかに人間は不合理なのかと思ってしまいます。
けれどもそれはタイトルにもあるように予想された不合理ですし、あるいは視点を変えると不合理ではなく合理であるともいえます。
ですので、不合理というよりは人間はどのように行動するか、そして既存の合理的人間を前提とした経済学と、実際の人間行動の差をどのように埋めていくかというのが行動経済学なのでしょう。

経済学というよりはマーケティングの本という印象ですが、行動経済学や心理学に興味ある人には楽しく読める入門書としてお薦めです。




・東国武将たちの戦国史: 「軍事」的視点から読み解く人物と作戦(西股 総生)

長尾景春の乱から北条の滅亡までをキーマンとなる人物を取り上げなら東国の戦国時代の歴史を解説しています。

戦国大名のはしりと言える太田道灌、官僚機構を整備した北条氏直、いわゆる下克上の典型である長尾為景、山本勘助の実像、その他上杉謙信、武田信玄、武田勝頼など戦国の有名人がどのような役割を果たしたか、時代小説レベルの知識しかない私には新鮮でした。
武田勝頼はそれほど無能ではなかったし、長篠の戦が致命的な敗北でもなかったこと、上杉謙信はイメージの義の人と見てしまうと見誤ること、小田原征伐が圧倒的な秀吉の勝利でもなかったことなど、面白い話ばかりです。

著者独自の主張も多く含まれているようですが、改めて戦国時代の面白さを教えてくれる本で万人にお薦めです。




・特捜部Q ―檻の中の女― (ユッシ・エーズラ・オールスン)

未解決の重大事件を扱うために新設された特捜部Q。
捜査への情熱を失いつつあったカールに特捜部は任されますが、部下はシリアからの移民のアサドのみでした。
最初に取り組むことになった事件は有力政治家失踪事件で、海上での事故か自殺であろうと思われていたのが、カールとアサドは少しずつ不審な点を見つけて真実へと近づいていきます。

デンマークの警察小説です。
北欧のミステリはなかなか良質なものが多く、日本でも翻訳が多く出版されており嬉しいことです。
本作は地道に操作を重ねて真実にたどり着いていくという王道で良質な警察小説です。
どんでん返しなどはないですが、タイムリミット的なものもありハラハラドキドキ感と捜査の展開の面白さをとても楽しめました。
キャラ立ちが少し物足りない感はありますが、意外なところで活躍するちょっと変人のアサドがいい味を出しています。




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[ 2019/04/09 17:59 ] 今月のお奨め本 | TB(-) | CM(2)
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