人生の暇つぶし

2016年にリタイアしました。アーリーリタイアや資産運用、旅、読書などのネタを徒然なるままに書き綴ります。

今年の振り返り

今年ももうすぐ終わりますが、私はとうとうアラフィフになってしまいました。
人生の折り返し点を過ぎていると思いますが、今後は男性でも90歳以上生きる可能性がかなり高くなっていくようです。
人生はまだまだ続きそうです。

今年は特に何事もなく淡々と暮らしていた感じがします。
普段は週3日バイトをして、ランチで美味しいものを食べに行き、読書をしていました。
あとはたまに彼女と国内旅行に出かけるぐらいでした。
今年も海外旅行には行かず、パスポートが切れてしまいほったらかしです。

この変化のない日々がやっぱり私には合っているなあと思います。
できるだけスケジュールを立てないで変わらない日常が楽しいです。
人並み以上に働いていたときは自分の時間が少なすぎて無駄に時間を過ごせないと感じていました。
今は何もせずに1日を過ごしてもそれはそれで何とも思わなくなっています。
週3日のバイトの日はぼーっとできないのですが、居心地はよく、バイトの稼ぎのおかげで贅沢なこともできているので続けている感じです。

今年の資産運用は毎月資産残高を計算するようになって初めてのマイナスで終わりそうです。
目標としているTOPIXは上回ることができましたし、リタイア時の資産よりはかなり上回っているので相場からするとよく頑張ったかなと思っています。
アベノミクスの開始以来、誰でも儲かった時代はそろそろ終わりなのかもしれません。
世界経済はまだ堅調ですがそろそろピークアウトしてそうですし、リスク要因がありすぎます。
来年の株式相場もせいぜい横ばいぐらいではないでしょうか。

今年は人手不足の影響が大きく出てきた年だと思いますが、同時にAIやIoTなどがかなりクローズアップされてきました。
働き方改革や外国人の受け入れの進行など日本もターニングポイントを迎えているのだろうと思います。
ここ20年ぐらいで経済構造の変化が加速しているように思えますが、相変わらず日本は闇雲に社会主義に突き進んでいます。
日本だけではなく、世界中でポピュリストが叫ばれ権威主義国家の存在感も増しているようです。
世界を見ていると悲観的にならざるを得ませんが、様々な夢のある技術の発展やリタイアを目指すような自由な人々が増えているのを見るとなんだかんだ言っても世の中は良い方向に進んでいっているなと思っています。

リタイアしてから心境の変化などは全くありません。
ただこのまま日々の小さなことを楽しみに平穏に暮らしていきたいなと思っています。
今年も良い一年でした。
来年も同じように良い年になればいいなと思います。
それでは良いお年を。

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[ 2018/12/22 15:40 ] 雑感 | TB(-) | CM(2)

2018年11月のお奨め本

2018年11月に読んだ本の中でお奨めのものを紹介します。

・AIとBIはいかに人間を変えるのか (波頭 亮)

今後社会的にインパクトを与えるであろうAIと近年議論が途切れないベーシックインカムについての基本的な考え方とこれらが社会にどのような影響を与えるかを解説しています。

AIによって想定される労働力の過剰と仕事をしなくても生存を保証するベーシックインカムがセットで議論されることが多くなっているようなので本書を手に取ってみました。
AIとベーシックインカムの基本が手っ取り早くわかるので基本的なことを知りたい人にはお薦めだと思います。

ただしやはり一般人向けということもあり議論が大雑把ですし、著者が期待しすぎているのかこれらを肯定的に捉えすぎの印象を受けました。
また歴史や経済からの見解を述べることがあるのですがこれらの議論が浅すぎて全体が軽い印象になっています。

私はベーシックインカムの基本的な考え方は賛成です。
社会保障はベーシックインカムのようにシンプルな方法以外は著者が言うように利権の温床と非効率を生み出すだけだからです。
けれども現在の時点では財政的に不可能で著者も資産課税と消費税の増税で賄う考えです。
要するに金持ちの負担を一気に上げるということです。
今はまだ効率的な生存権の保障というよりは富の在り方や格差の是正がベーシックインカムの議論の本質になってしまっているのではないでしょうか。
しかし、AIが本当に人類の仕事のほとんどを代替してくれる日が来たならベーシックインカムも夢ではなくなるのでしょう。



・大分岐―中国、ヨーロッパ、そして近代世界経済の形成―(K・ポメランツ)

西欧が資本主義と産業革命によって近代社会へと発展して他の世界とは決定的に差をつけたのはいつなのでしょうか。
そしてその原因は何なのでしょうか。

西欧が成功したその秘密を探ろうとすると産業革命だけではなく、様々な制度やあるいは心性にまで資本主義的な萌芽を求めると時代はどんどん遡っていくことになります。
ローマ時代、ギリシャ時代にまで遡ることになるかもしれません。

しかし、著者は西欧と中国やインドを比較すると18世紀までは両者の社会、経済がそれほど大きくは変わらず、技術や市場の発達など西欧が優れていた点もアジアが優れていた点もあるとします。
では何が西欧と残りの世界を分けたのでしょうか。

著者は西欧が生態環境の制約を突破することができたからだと主張しており、それが19世紀に入ったころだとしています。
それまでは西欧も残りの世界も食料生産や利用可能な材木の制約が経済、人口成長を阻んでいました。
しかし、西欧、特にイギリスは石炭を利用することができるようになり、そしてより重要なことですが、新世界から食料や材木の調達をできるようになったことが残りの世界との決定的な差となりました。
西欧だけが工業製品を輸出して、食料や材木を輸入するという生態環境の制約を突破したのです。
産業革命を推し進めるには工場で働く労働者、食料や材木の輸入、工業品を売る市場がなければ不可能だったでしょう。
中国や日本にはできなかったことですが、西欧がこのような運に恵まれなければ中国や日本が先に近代化する可能性もあったということになります。

これらの議論を様々な資料を駆使して議論しています。
具体例を通して生態環境の制約がどれほど影響を与えるかがよく分かります。
専門書で事例が多いため冗長に感じるかもしれませんが興味がある人にはぜひ読んで欲しい力作です。




・ナイスヴィル 影が消える町 (カーステン・ストラウド )

ナイスヴィルという町で少年が忽然と姿を消しますが、封印された墓で発見されます。
もともとナイスヴィルは失踪者が異常に多い町だったのですが、それから銀行強盗や失踪、殺人事件が次々と起こります。
失踪した少年を引き受けた弁護士のケイトと夫である刑事のニックはナイスヴィルの不吉な影に翻弄されていきます。

種類としてはホラー小説になると思いますが説明しにくいジャンルです。
不吉な事件が立て続けに起こり徐々にナイスヴィルの呪われたある一族の歴史が明らかになっていきます。
ハラハラドキドキのエンターテインメントというのもではなく、じわじわと来るという感じです。
この世界にはまれない人には文学小説のような退屈なものかもしれません。
文庫本6冊の長編です。



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[ 2018/12/13 18:26 ] はじめに | TB(-) | CM(2)
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