人生の暇つぶし

2016年にリタイアしました。アーリーリタイアや資産運用、旅、読書などのネタを徒然なるままに書き綴ります。

リタイアについての周りの反応

リタイアを決めたときの周りの反応ですが、あまり反応がありませんでした。
もともと社内でも友人にもリタイアすることは隠していなかったので驚く人もいませんでした。
定年退職のようにおめでとうという感じでした。
両親でさえ、「とうとうかあ。しゃあないなあ。」というぐらいでした。

あるいはそもそも誰も私のリタイアなんかに興味がないということでしょうか。
私も他人の人生なんかに興味はありませんから。

アーリーリタイアについて世間一般がどのように評価しているかはよく分かりません。
ただこれは世間や他人が評価するようなものではなく、個人の趣味嗜好の問題だと思っています。

しかし世の中にはアーリーリタイアに否定的な人もいることでしょう。
一億総活躍社会の時代ですからね。
もし身近にそのような人がいて否定的な言葉を投げつけられることがあるのだとしたら、それは人との付き合い方が間違っているのだと思います。
現代社会の前提である個人に与えられた様々な自由も理解できていないレベルの人との付き合いは時間の無駄でしかありません。
社内にそういう人がいる場合は必要最小限のドライな関係を保てばいいだけのことだと思います。

でも実家近辺では私がリタイアしたことについて周りから何かを言われるかもしれません。
実家は昔の新興住宅地で70歳になろうとする親世代なのにいまだに子供の学歴、職業などがステータスになる地域ですから。
大学の頃は東大、京大グループが勝ち組、その次の阪大、神大文系グループがそこそこ勝ち組とされていました。
しかし社会人になると当然大学のときから逆転があります。
私が転職で小さな会社に勤めていたときなどはかなり評価を落としたそうです。
母親が近所から色々と私の状況を尋ねられて同情されると笑いながらよく話していました。
大学のときはそこそこ勝ち組にいたのに凋落したことによって私の母親の近所での地位まで下がってしまいました。
今回はリタイアなので微妙なところですがおそらく成功者ではなくドロップアウトとみなされることでしょう。
しかも結婚もできませんでしたしね。
結婚しているかどうかも重要なファクターのようです。
まあ、このような面倒な付き合いをするのは年に数度しか帰らない私ではなく母親なのですが。

そういえば会社からの引き止めは特にありませんでした。
もしかして私はすでに戦力としてみなされていなかったのか・・・。
仕事の区切りなどには気を使いましたし、これまでリタイアを言い続けてきたからだとポジティブにとらえましょう。

リタイアに限らず世間や他人の目を気にする人がいます。
世間や他人が価値観を押し付けてくるというような言い方をする人は恐らくネットの見すぎか、自意識過剰です。
大抵の人は他人の人生に対して興味がなく、社会的なルールさえ守っていれば自由にすればいいと思っていると思います。
他人の価値観や生き方を否定することによって自分の存在を確認するタイプの人はいるこでしょうが、大抵はネット上のような局所的なところに集まっていて現実にはそれほど出会わないのではないでしょうか。
様々な痛いデモがされていますが、実際の知り合いには参加している人はいないのと同じで目立つだけで少数派ではないかと思います。

世間や他人を気にすることがあるとしたらそれはまだ自分の評価で生きることができていないということです。
つまり自分の人生を生きていないということです。
同様に他人のリタイアを否定したり、他人が働き続けることを否定したりすることも自分の生き方に自信がないので、他人が同じ生き方をすることを望んでいるということです。
個々人が自由に好きなように生きればいいのです。
他人の価値観に踏み込むと社会でも個人でもろくなことが起きません。

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[ 2016/03/12 16:03 ] アーリーリタイア | TB(0) | CM(2)

2016年2月のお奨め本

2016年2月に読んだ本の中でお奨めのものを紹介します。

・正統と異端 - ヨーロッパ精神の底流 (堀米 庸三)

ヨーロッパ中世のキリスト教の正統性を担う法王、ローマ教会が異端とされた勢力とどのように対峙したかを論じています。
と言ってもカタリ派などのような異端と教会の対立などを焦点にあてているわけではありません。
アウグスティヌス以来の秘蹟論争がどのように変遷してきたかが中心テーマです。
グレゴリウス改革からイノセント三世までのローマ教会内外の抗争、新たに出現する宗教運動への排斥あるいは取り込みがされるときにいつも問題となるのが秘蹟論争です。
正統的な立場はアウグスティヌスから変わっていないのですが、その時々の教会内外の情勢によって教会内部でもその解釈は変化してきました。
ローマ教会内で二転三転する秘蹟論争、異端の位置付けが次の時代へとつながっていく躍動感はこれぞ歴史と言いたくなるぐらい面白いです。
半世紀前に出版された本ですが色あせない名著だと思います。




・元素周期表で世界はすべて読み解ける 宇宙、地球、人体の成り立ち (吉田 たかよし)

周期表について分かりやすく解説しています。
周期表というと無味乾燥で暗記しなければならないものというイメージがあるかもしれませんが、著者は周期表ほど美しく、世界を表しているものはないと言います。
読み進めていくと確かに世界を表しているというのも過言でもないように思えてきます。
宇宙の構造、レアアース、毒性、被爆など身近なことが周期表から読み解く様子はまさに目から鱗です。
高校生が周期表を学ぶときにはこの本を読ませたら化学が好きになるのではないかと思います。



・カリフォルニアの炎 (ドン ウィンズロウ)

カリフォルニアで火災査定人をするジャックは女性の失火と思われる豪邸の火災を調査することになります。
しかし火災の現場に不審なところがあることや豪邸とアンティーク家具にかけられた保険の不自然さから放火と殺人を疑いはじめます。

決してあきらめることなく緻密な調査を進めて真実に行きつく様子と用意された巧妙な罠が読みどころです。
テンポよくストーリーが進むうちに話が大きく広がりすぎの感もありますが何とかうまく落としています。
火災現場の調査や保険に関する法律などが詳しく記述されているところも読みごたえがあって面白いです。
カリフォルニアが舞台からなのか内容の割には終始妙に明るく軽い雰囲気です。



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[ 2016/03/06 21:28 ] 今月のお奨め本 | TB(-) | CM(0)
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