人生の暇つぶし

2016年にリタイアしました。アーリーリタイアや資産運用、旅、読書などのネタを徒然なるままに書き綴ります。

受益と負担

私が毎日電車を使うようになったのは就職してからですが、その頃から料金システムを変更して欲しいと考えていました。
電車の利用者が支払う価格は荷物を含めたその人の体積から計算するべきだと思っていたのです。
もちろん料金には駅やレールの施設や運行システムに関するものも含まれるので調整は必要ですが。

満員電車で体の大きい人や荷物が多い人がいるとどうしてもいらっとしてしまいます。
そういう人がドアの脇を確保してさらに荷物もしくは自分のお腹の上に携帯をいじくる空間を確保しているのを見るとさらにいらっとします。
座っているときに自分の領域にはみ出してくる人にもいらっとします。

これには感覚的な不快感もありますが、同じ料金しか支払っていないのにより大きな空間を占めていることへの不公平感もあると思うのです。
もし体積によって料金計算をしていたら不公平感は薄れます。
広い空間を占める権利としてそれだけ高い料金を支払えば他のお客は文句を言えないはずです。

これまでは体積を計算して料金を引き落とすようなシステムは実現不可能でした。
しかし近年の技術の進展で今では実現可能なのではないでしょうか。

3Dスキャンのシステムがかなり安価になってきていますし、スイカのようなカードも現在ではほとんどの人が持っています。
改札を通る瞬間に3Dスキャンで体積を計算してスイカから料金を引き落とすぐらいは技術的に問題ないでしょう。
定期券の場合はその都度料金を調整すればよいと思います。
スイカを持っていない利用者をどうするかの問題が残りますが。

私はせこい関西人のせいか料金を支払った分のサービスを求めてしまいます。
そしてサービスを受けた分の対価は支払うべきと考えています。
なのでバイキングのようなサービスと対価の関係が見えにくいシステムは嫌いです。

製品などの問い合わせ窓口にすぐに電話する人がいますが、自分で解決しようとする人にとっては余計なコスト負担をさせられていることになるので問い合わせ窓口の利用は有料にすべきです。
カフェやオフィスで喫煙ルームがある場合は利用する喫煙者がその分の賃料や設備類の負担をすべきです。

もちろん公共サービスも利用者がきちんとコストを払うべきだと考えています。
例えば犯罪を犯して裁判までいった場合はそれにかかる全てのコストを犯罪を犯したものに負担させるべきだという考えです。
医療、救急車やパスポート、図書館、免許などについてもそうです。
ただしこれらの受益と負担をきちんと計算した上での所得などによる配慮は必要です。

私は受益と負担はきちんと計算すべきだと思うのですが、実際にはそのようなシステムは中々浸透しないだろうなとも考えています。
個人をそこまで細かく分類してコストという非人格的な計算をされることに抵抗する人は多いでしょう。
個人の活動をまずコストから考えるような社会はぎすぎすしたものになりそうです。

太っているからといって運賃が高いのは差別だという言い方もできるでしょう。
非喫煙者の保険が安くなるというのは喫煙と病気の因果関係がある程度はっきりしているから身体的要素でなく個人の自由な行動の結果と考えられるから可能なのではないでしょうか。
太っているのはそれが体質なのか、病気なのか、食生活なのかは分かりにくいため身体的要素ととりあえずは判断されます。
そして身体的要素で区別を設けるのは差別だとみなされやすいです。

たとえ障害を持った人には料金の配慮をしたとしても、障害を持った人の社会的コストが明らかになることによる生き難くさも発生することでしょう。
配慮されることはあってもコストなのですから。

しかし私は社会システムは徹底的に効率化すべきで個人を非人格的な存在と捉えるべきという考え方なので受益と負担に基づいたシステムを望ましいと考えています。

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[ 2012/11/25 01:18 ] 雑感 | TB(-) | CM(0)

アメリカ大統領選挙のすごさ

アメリカ大統領選挙について面白い記事があったのでちょっと紹介します。

“大統領選は新技術活用の見本市”―米大統領「選挙」におけるビッグデータの活用と課題

オバマ大統領の再選を勝ち取ったITチームは、どんなメンバーで構成されていたのか?

詳細はリンク先の記事を読んで欲しいのですが、大統領選挙でのITの活用を紹介しています。
オバマのITチームは経歴を見る限りトップクラスのエンジニアが揃っています。
オバマ政権で「クラウドファースト」を推進した連邦政府の初代CIOも辣腕を振るい話題になりました。

外交にしても戦争にしてもメディア戦略とIT戦略は必須です。
こういうことをきちんと理解して実際にトップクラスの人材をあててチームを編成する人間が大統領になる国はやはりすごいですね。
こういうところで超大国として長年君臨し影響力を低下させながらも踏ん張る国と、好条件が揃った一瞬だけはトップクラスの経済大国になったが変化に対応できずに凋落がとめられない国の差を感じます。

次の総理は国土強靱とか日銀法改正とか言っている安倍さんになりそうです。
日本の選挙は何かの罰ゲームなのでしょうか。
安倍さんには大学1年生が読むレベルのものでいいので経済学やITについてのオーソドックスな本を読んで勉強してほしいですし、経済や外交の世界には魔法の杖も錬金術も存在しないことを理解して欲しいものです。
民主党政権で加速度を増した日本の凋落スピードが緩まることはなさそうですね。
もしかすると加速度を増すのかも知れません。



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[ 2012/11/17 02:00 ] 雑感 | TB(-) | CM(0)
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