人生の暇つぶし

2016年にリタイアしました。アーリーリタイアや資産運用、旅、読書などのネタを徒然なるままに書き綴ります。

ATMの進化

セブン銀行が設立されたときそのビジネスモデルに感心しました。
セブングループの店舗網を生かしてATMの手数料を収益の柱にするビジネスを展開するというものです。
コンビニにとっても資金運用の効率化、コンビニに置く現金の最小化が可能となりますし、強力な集客ツールにもなるのでよいところだらけです。

セブン銀行では第三世代ATMへの入れ替えがかなり進んでおり、私が普段利用するセブンイレブンのATMもすでに第三世代です。
この第三世代ATMは処理速度がかなり速くなって、初めて利用したときにはちょっと感動してしまいました。
実感としては3分の2ぐらいの時間で現金を引き出せるようになったように思います。
今までは誰かが利用していると次に通りかかるコンビニのATMを使うことが多かったのですが、最近では一人利用してるぐらいなら待つようになりました。
ハードウェアとミドルウェアがともに相当進化したのでしょう。技術者たちの頑張りに感心するばかりです。

昔のATMは銀行が暴利を得ているという批判がありましたが、コンビニのATMのように顧客に便利なサービスを低コストで提供してしっかり収益を上げるビジネスに生まれ変わったのは素晴らしいことです。
やはり自由競争は大事です。

オンラインのCD(現金自動支払機)が普及し始めたのは1970年代のことです。
最初は自分で機械を操作することに慣れなかったようですが、その利便性からすぐに利用数が伸びたようです。
当然預け入れもしたいということで間もなくしてAD(現金自動預金機)が出現します。
当初CDとADは別々の専用機であったためスペースが足りないので、統合されて現在のATM(自動窓口機?)が開発されます。

またこの頃から口座引き落としの拡大などにより取引明細が爆発的に増加するようになり、コンピュータの処理能力が問題となります。
特にATMの利用により未記帳の明細が増えるとそれだけ保持する明細が増加します。
そこでATMで記帳できる機能が加えられ未記帳明細の増加が抑制されるようになりました。

それ以降も、ATMの利用時間拡大、銀行以外の場所に設置、振込み、定期預金、キャッシングへの対応、さらには手数料の無料化、外国への送金など進化してきました。
特に手数料の無料化を推し進めたのはやはり低コストのコンビニATMの普及が大きかったでしょう。

ATM一つ取っても生活がずいぶん便利なったものです。
昔は手数料を取られるので時間外にATMを利用したくなかったですし、深夜にはATMが使えないので不便で仕方がなかったです。
それが今ではコンビニでは24時間手数料無料で引き出せますし、利用者が集中することがないので並ぶことも全くなくなりました。

ところで給料日や月末になると銀行のATMで並ぶ人をいまだに見かけますが、あの人たちは何故並んでいるのかといつも不思議に思っています。
会社帰りにコンビニでもよればよいのに何故わざわざ込み合う日の込み合う時間帯に現金を下ろすのでしょうか。
だれか理由を調査して発表してくれないかなといつも思っています。
ATMを提供している会社は調査していると思うのですが。

給料日にすぐに現金を出さないといけないほどのぎりぎりの生活をしている。
借金の引き落としなどで現金がなくなる前に出金しないといけない。
振込みなどがネットでできることを知らない、あるいはできない。

などの理由なのかなと想像しているのですが、これらではあんなに並んでいる理由が説明できないと思います。
全く持って謎です。

さて今後のATMはどうなっていくのでしょうか。
すでに提供されるサービスは十分なようにも思えます。
考えられるとしたら生態認証の強化によるキャッシュレスサービス、口座開設などの金融サービスの拡大。
チケットやクーポン、住民票の発行などの既存サービスを提供する機械との統合。
マネールックに見られるような自分が利用する金融機関やポイントサービスの一覧を出して取引できるような口座の統合機能など画面のパーソナライズもされるのではと思います。

今後クレジットカードや電子マネーの利用がますます拡大すると予測されるので、現金の預け入れだけのサービスだけではATMの利用件数は減少していくでしょう。
新たな魅力的なサービスの開発をできないと市場は飽和してピークアウトしてしまうかもしれません。

ATMだけでなく世の中の便利なサービスに接するといつもこのサービスがなかったときにはどうしてたのだろうかと考えてしまいます。
私の小さい頃はまだ駅の自動改札がなく切符をパンチしてもらっていたのを思い出します。
カメラも現像しないと写真が見られなかったし、フィルムなので撮影するたびに費用がかかりました。
なければないで意外と不便でなかったりすることもあるのですが、私はとにかく極度の面倒くさがりなので少しでも便利になると嬉しいです。
しかし便利ではあるけれどそれに依存してしまうようなものもあるので要注意ですね。
スマートフォンやインターネットはその典型でしょう。

それにしても行政や病院などの独占サービスの進化は亀のように遅いです。
民営化後の通信会社やJRは大分サービスがよくなりましたし、金融もネット系等の参入で大分ましになりました。
やはりできるだけ民間に任せて自由競争して欲しいものです。

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[ 2012/06/25 00:10 ] 雑感 | TB(-) | CM(2)

世代間格差と幸せ

世代間格差については長年論じられてきました。
バブルがはじける頃には少子化やグローバル化を考えると世代間格差が問題になることはすでに分かりきっていたことだと思うのですが、格差是正の何らの進展もなく財政破綻も現実味を増しています。
年金、医療、あるいは農家への補助金のような政策まで全ては上の世代のために若い世代から搾取しているような状態です。
おそらく実際に金利が上がりはじめ、ない袖が振れなくなるまではこのままでしょう。
今の若者はグローバル競争による賃金水準の低下だけでなく、上の世代のつけと言う二重の重荷を背負わざるを得ません。

私の両親を見ても確かに親の世代は幸せな時代を生きてきたように思えます。
産まれたときは貧乏でもそれからの生活水準はずっと右肩上がりです。
家を建てて住宅ローンを組んでもインフレと給与の上昇であっさり完済して、定年後にはたくさんの退職金と年金もきちんともらえています。
私や兄弟に対してもきちんとした教育を与え大学を卒業させており、親の責任は十分すぎるほど果たしてくれています。
またとてつもなくおいしい企業年金をもらっていますが、明らかに若い現役社員からの搾取です。
私の父親がいた会社は現在業績がよくないので、給与カットされている現役社員が気の毒です。

しかしながら最近は上の世代が言うほど不幸じゃないと主張する若い世代も多くいます。
偏った見方しかできない上の世代が定義する幸せとは別の幸せがあるのだというのです。
確かに上の世代と同じ価値観で生きるとしたらかわいそうなのかもしれませんが、新しい価値観を見つければまた新しい幸せな生き方があるでしょう。

私は両親の世代より自分の世代のほうが良いし、これから生まれてくる世代と変われるなら変わりたいと思います。
なぜならやはり科学や技術の進歩の恩恵を受けられるのは当然後の世代だと言うことがあります。
この10年でも医療やITなどの進歩により格段に便利な社会になりました。
私はブロードバンドや携帯、ネットバンキング、ネットショッピングが普及したことだけでも生活が低コストになり、自分の時間が作られるようになったと思います。
こうして無料でブログを書いて暇も潰せます。

そして私にとってもっと重要なことは価値観の多様性が認められるようになってきたと言うことです。
親の世代と比較すると私の世代はかなり自由に生きていると思います。
卒業後に入社した会社と一蓮托生で生きなければいけないなんて私にはありえないですし、結婚しない、あるいはしても子供を持たない自由も大手を振って主張できるようになりました。
実態はかなり胡散臭いですがノマドなどと言う言葉も使われるようになりました。
まだまだ平等とはいえないですが、女性の社会進出も進んでいます。
自動車やブランドものといった所有からはかられる人間の価値というものからもかなり自由になってきたのも私の世代以降でしょう。

私自身は自分の世代は親の世代より幸せだと確信をもって言えます。

いずれは日本もギリシャのように財政破綻する可能性が大きいでしょう。
現在ギリシャは大混乱していますし、自殺者や鬱病が増えていると報道されています。

消費税を少し上げるだけでもこれだけもめる国なので破綻を回避することは不可能でしょう。
しかし日本が破綻するまでにはもう少しだけ時間的な余裕がありそうです。
若い世代は破綻に備えた生き方を模索しつつあるのではないでしょうか。
経済的な豊かさを求める人はグローバルに戦うでしょう。
そしてその他大勢の若者は貧乏でもそれなりに幸せに生きる術を身につけていくのでしょう。

もちろんだからと言って現在の世代間格差や公務員と民間、正規と非正規の格差を正当化することはできません。
しかし社会全体がどうなろうとしっかりと生き抜いていくためには自分なりの価値観で幸せを築いていくことが大事なのでしょう。
その一つがアーリーリタイアなのかもしれません。
財政破綻したときにリタイア資金も無価値になるのかも知れませんが。

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[ 2012/06/17 22:30 ] 雑感 | TB(-) | CM(2)
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