人生の暇つぶし

2016年にリタイアしました。アーリーリタイアや資産運用、旅、読書などのネタを徒然なるままに書き綴ります。

コロナにもオリンピックにものっかれない

ちまたではコロナ一色の今日この頃です。
世界中で様々な対策が打ち出されており、それにかんする解説や意見が溢れています。
経済の混乱から世界の中央銀行も経済を安定させるために必死です。

私はと言うと基礎疾患や高齢者以外は感染したとしてもどうやら軽症で済むらしいと分かってから何の興味もなくなりました。
インフルエンザでも交通事故でも他の多くの病気でもそれなりに死ぬんだからその他の事象と同じレベルの扱いです。
もちろん、新しい感染症である以上どうなるかはまだまだ分からないということはあるとは思いますが。
こういう時やたらと危機意識がある人と何も感じない人がいますが、私は明らかに後者です。
他の事象と比較して死ぬ確率など明らかな危険な状況にならないと気にしないみたいです。

図書館で雑誌コーナーが閉鎖、バイトへ行くときの電車が空いているとか、ドラッグストアでトイレットペーパーを買おうと思ってたら買いだめ騒動になってしまったなど少しは私の生活にも影響がありますが、何といっても株価の下落による資産残高の急降下が一番の影響でしょうか。
と言っても、私は毎月の余裕資金を投資するパッシブ投資家なので特に気にもしていません。
どちらかというとバイトしている現在はいったん下落してくれたほうが買値を下げられるのでうれしいぐらいです。
コロナが落ち着くと株価も戻るでしょうけど、1年ぐらいをかけてゆっくりと戻ってほしいです。

投資家にとってこのような株価の急落を身をもって経験することはとても大事だと思います。
たまに永久に株価が右肩上がりになると錯覚してしまうことがありますが、過去の株価の急落の経験があると常にリスクのことを考えておくことができます。
今回の急落レベルでは私のリタイア生活に影響を及ぼすレベルではなかったので、このぐらいの下落なら大丈夫という感覚が身に着いたような気がします。

さて一方でリンピックが近づいてきましたが、これもコロナ騒動で開催が危ぶまれてきています。
そしてオリンピックにも私は何も興味ありません。
これ以上東京が混雑するのは勘弁してほしいなあということぐらいしか感じません。
そういえばラグビーワールドカップで日本が活躍したらしいということは知っているのですが、いつ始まっていつ終わったのかも知りません。
ベスト8ぐらいに入ったのでしょうか。

人生を楽しく生きるコツは何事にも乗っかることではないかと思います。
良いことでも悪いことでも乗っかれる人がいますし、おそらく多数はそういうタイプの人なのでしょう。
そうでないとメディア産業が儲からないでしょうし。
今回のコロナや震災のようなネガティブなことがあれば、助け合おう、このような対策をすべきなどあちらこちらで論じられます。
そしてそこから世に出てくるような人もいます。
ラグビーやサッカーのワールドカップやオリンピック、あるいは日本人のノーベル賞受賞でも盛り上がります。
みんなで応援しよう、感動をもらったなどという言葉が溢れます。
いつも思うのですが、日本中を感動させたというとき実際にはどのぐらいの割合の人が感動しているのでしょうか。

私は人が多いところが嫌いなので、ライブや何とかフェスにほとんど行ったことがないですし、飲み会でも5人以上になるとできれば行きたくないです。
世間で盛り上がっていても自分が興味がないと全く手を出しません。
もしかすると手を出してみると面白のかもしれないので勿体ないとは思うのですが。
たぶん他人と一体感を持ってしまうことが苦手で自己完結したいのでしょう。
次々と起こる様々なことに乗っかれる人が少し羨ましく思います。
意識を向けたい興味あることが沢山あるので、これ以上の刺激は必要はないのですが。

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[ 2020/03/17 16:50 ] 雑感 | TB(-) | CM(0)

2020年2月のお奨め本

2020年2月に読んだ本の中でお奨めのものを紹介します。

・脳の意識 機械の意識 - 脳神経科学の挑戦 (渡辺 正峰)

意識はどのように生まれるのか。
人が意識するときに脳はどのように働いているのか。
脳神経科学の最前線で分かってきたことを様々な実験を紹介して解説しています。
さらには機械に意識を発生させることは可能なのか、人の意識を機械に移すことはできるのかという壮大すぎる試みにまで世界は広がっていきます。

意識は科学でも哲学でも長年論じられてきています。
哲学では答えなど求めず議論することに意味があるようなことになっていますが、科学は着実に意識のメカニズムの解明に近づいているように思えます。
著者は視覚のクオリアを軸にして現在脳神経科学で研究されている意識について丁寧に解説してくれます。

脳神経の仕組みから始まり人の視覚のシステムとそこから考えられる意識のメカニズムの解説へと進みます。
視覚の仕組みひとつとってもここまで深い世界であり、その解明が意識の発生を考えるうえでとても重要なものだと理解できます。
どのような実験からそういうことが分かったのか解説してくれており、理解しやすく納得感もあります。
一般向けの書物ではこのような実験の解説は端折ることが多いのではないでしょうか。
機械に意識は宿るのか、宿るとしてもそれをどのように確かめるのか、そして実際に人から意識を移すにはどうするのか。
エキサイティングでワクワクするような話が次々と出てきます。
また著者が夢を抱いて意識研究に打ち込んでいることが文章中で強く感じられ、好感も覚えました。

簡単というわけではありませんが、比較的平易な解説で意識研究の最前線が知ることができるお薦めの本です。




・ソフィストとは誰か? (納富 信留)

ギリシャ時代に活躍したソフィストはやがて歴史の彼方へ追いやられ、否定的な見方でしか取り上げられなくなります。
著者はこれまでのステレオタイプなソフィストのイメージから救い出し、彼らがどのような活動を展開したのか議論します。
そこでは数少ないソフィストが残した言説やプラトンとの対決が語られます。

ソフィストと言えばどうしても詭弁家というイメージがあります。
プラトンによる著作の影響がそれだけ大きいのでしょう。
けれどもソフィストの生き生きとした活動、プラトンが取り出した哲学との相互的な活動は哲学の豊かさを生み出したともいえます。
著者はソフィストとみなされていたソクラテス、ソフィストと哲学者を区別したプラトンからソフィストはどういう存在であったかを解説し、その後にソフィストの言説そのものに迫ります。
ソフィストからの相対主義的な批判を正面から受けて立つことが哲学の豊饒さを生み出すのでしょうし、そこから逃げては結局はソフィストと哲学者の区別はできなくなるのでしょう。

ギリシャ哲学に興味がある人ならぜひ読んで欲しいです。




・WORLD WAR Z (マックス ブルックス)

全世界に広がった生ける死者を生み出す疫病。
人を襲い感染が拡大する中で人類はその領土を後退させるばかりでしたが、やがて反撃に移りそして最終的に生ける死者に勝利します。
本書は人類の生ける死者との戦いの記録を残すために、多くの人へのインタビューをまとめたものです。

ゾンビが出現して人類は戦い、そして勝利するのですが、勝利後にこの戦いを記録するために生き延びた一般人、軍人、政治家、宇宙飛行士、医者などへのインタビューをまとめたという形をとったユニークな本です。
証言集になっているので主人公がいて様々な困難に打ち勝つ勝利するというような物語的な面白さはありません。
しかし、インタビュー形式をとることによってとてもリアルに感じられ本当に起こったことかと思わされてきます。
ゾンビたちはどのような習性をもち、人類はどのように避難し生き延びて、そして戦う体制を整え、実際に戦ったのか。
様々な立場の人のインタビューをのせることでこれらが歴史的事実としての戦いとしてイメージされていきます。
下手な物語よりよっぽど説得力と現実性があります。
お薦めです。



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[ 2020/03/10 17:46 ] 今月のお奨め本 | TB(-) | CM(0)
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