人生の暇つぶし

2016年にリタイアしました。アーリーリタイアや資産運用、旅、読書などのネタを徒然なるままに書き綴ります。

2019年5月のお奨め本

2019年5月に読んだ本の中でお奨めのものを紹介します。

・大坂堂島米市場 江戸幕府vs市場経済 (高槻 泰郎)

世界で初めての先物市場とされる江戸時代の堂島米市場についてまとめた本です。
大阪が日本の台所となり、米市場、先物市場が発展していく過程、市場運営方法、規則、幕府による規制など興味深い歴史が満載です。

現代の人も江戸時代の人も経済的な行動は変わらないのだなあと思わされるような本です。
米が主要な品物になると便利な市場ができ、実物では不便なので米切手が流通します。
藩はやがて実体の米以上の米切手を発行して取り付け騒ぎが起こり、先物市場では凄まじい情報戦が繰り広げられます。
そして実体のない先物市場で儲けようとする批判が起こったり、幕府の規制も入ります。
現代と何ら変わりません。
現代の先物市場のような複雑な仕組みではもちろんありませんが、当時から基本的な仕組みはほとんど出来上がっていたように思えます。

平易な文章で読みやすいです。
おすすめです。




・世界を変えた17の方程式(イアン・スチュアート)

私達の世界を変えた方程式を17個選んでその成り立ち、私達の生活にどうかかわっているかなどを解説しています。
取り上げられているのは微積分、重力の法則、波動方程式、相対性理論、正規分布など誰もが一度は聞いたことがあるものです。

面白いです。
この本を読むと本当に方程式の発見が世界を変えてしまうのだと思わされます。
もしかすると方程式が世界史を織り上げて来たのではないのでしょうか。
これらの方程式の一つでもかけていると今の世界は有り得ないでしょう。

こういう本は色んな人のものを読むとふと理解が深まるときがあります。
今回は相対論とトポロジーについてそういうことだったのか思う部分がありました。
他に興味深かったのはフーリエ変換、微積分、マクスウェル方程式などです。
かなり丁寧な解説なので数式の意味そのものを理解するのは難しくても、過去の研究との関係やその後の展開は何となくわかると思います。




・真犯人 (パトリシア・コーンウェル)

残虐な殺害をして服役中だった死刑囚ワデルの刑が執行されます。
しかしその日の夜に少年が殺害された事件はワデルの残虐性を連想させるのもでした。
そして連続殺人事件へと発展して、現場からはワデルの指紋が検出されます。
ワデルは本当に処刑されたのか、真犯人は何者なのか、女性検視官ケイが謎に挑みます。
検視官シリーズの第4作。

あっという展開などはないのですが、事件は残虐で怖いし、検視のシーンも面白いし、主人公のケイの苦境にハラハラドキドキしながら一気に読んでしまいました。
検視官シリーズの重厚感がよく出ています。




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[ 2019/06/09 18:23 ] 今月のお奨め本 | TB(-) | CM(0)

抵当権抹消手続き体験記

住宅ローンを完済して抵当権抹消手続きを自分で行ったのでその体験記を書いてみます。
実際に抵当権抹消手続きを行うことにならない限り興味を持たないようなことですが。

住宅ローンを完済すると抵当権の抹消手続きをする必要があります。
債務がなくなった時点で抵当権の効力も無くなっているので手続きをしなくても当面は問題ありません。
しかし、将来売却や相続を行うときには抹消手続きが必要となり、この場合は時間と費用がかかってしまうので住宅ローン完済と同時に手続きをしたほうが良いです。

私の場合は以下のような流れで抹消手続きを行いました。

まずは住宅ローンを完済すると抵当権抹消手続きについての連絡が来ます。
そこには自分または自分が委任する司法書士が手続きするか、銀行が依頼する司法書士に委任するかを選べとありました。
銀行に依頼するのが一番費用がかかるそうです。
自分で司法書士に依頼すると1万から2万ぐらいです。
自分で手続きするので保証会社に関係書類を送るよう返信します。
返信後に保証会社から抹消手続きの委任状と抵当権設定契約証書が送られてきました。

次に登記申請書をもらいに法務局に行きました。
ネットでも手に入りますが、家の近くに法務局があったので確認などもしたいので直接行きました。
するとまずは不動産の登記名義人の住所変更を先にする必要があることが分かりました。
大抵の人は不動産を購入時点では引っ越し前のはずなので以前の住所で登記していることになります。
なので最初に名義人の住所変更を行い、その後に抵当権抹消手続きをすることになります。
もちろん申請は同時で問題ありません。

また、登記する際の住所を表す地番と実際に利用している住所は全く違うことも判明しました。
職員の人の教えられて初めて知りました。
地番は法務局やネットで調べることができます。
ただし、実際の登記簿の中身を見るには有料となります。
私はいい機会だからと思って法務局で登記事項証明書を申請しました。
600円かかりましたが、ネットで請求すると少し安くなります。
結果的には保証会社から抵当権設定契約証書にすべて書いてあったので不要だったのですが、人生で一回ぐらいはどのようなものかを見てもいいかと思います。

法務局で住所変更と抵当権抹消手続きの申請書を貰ったあとは、住所変更のための住民票をもらいに行きました。
あとは家で申請書2通と委任状を書きました。
特に難しいことはなく、住所を正しく地番で書くことぐらいです。

申請書が出来上がると再び法務局へ行きます。
まずは収入印紙2千円を2枚買いました。
申請には土地、建物でそれぞれ1000円かかるので2000円かかり、今回は住所変更と抵当権抹消手続きで4000円になります。
金券ショップで買えば少し安いと思います。
なぜか法務局の収入印紙販売コーナーは自販機ではなく人に頼みます。
雇用対策なのでしょうか。
あとは申請書に収入印紙を張り付けて提出するだけです。
自信がない人は無料で手続きの相談ができるコーナーがあります。
原則予約が必要ですが、空いていればその場で相談に乗ってくれるようです。

無事受付てもらえれば、後日に手続きが終了したことを証明する登記完了証をもらいに行きます。
それを保証会社に送付してすべての手続きが無事終了しました。

終わってみれば結構簡単にできました。
わざわざ司法書士に頼む必要はないと思います。
ただ簡単とは言え、慣れない作業なのでネットで調べたり時間は結構かかりました。
それほど大した作業でもないのにもう少し簡単にならないだろうかと疑問に思います。

抹消手続きぐらいであれば銀行から法務局に依頼してネット上で手続きを完結できないかと思います。
特に複雑なシステムでもないですし、法務局や銀行の作業の効率化や債務者の面倒を考えると十分ペイできるのではと思いました。
わざわざ債務者の同意も必要ないでしょうし、債権者が勝手に手続きをして終了したことだけ債務者に知らせればよいのではないでしょうか。
また登記申請書は始めから必要な事項を印刷して手に入れられればかなり便利になります。
地番をいちいち調べる必要がないですし、記入のわずらわしさも無くなります。
不動産情報の記入は結構多いし、慎重に書かないといけないので時間がかかります。

久しぶりに何だか面倒な書類手続きをしましたが、もう平成も終わったのだからこのぐらいのことはネットで30分ぐらいで全て手続きが終わるぐらいになってほしいものです。
エストニアであればやはりネットですぐにできるのでしょうか。

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[ 2019/05/26 18:16 ] 雑感 | TB(-) | CM(4)
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