人生の暇つぶし

2016年にリタイアしました。アーリーリタイアや資産運用、旅、読書などのネタを徒然なるままに書き綴ります。

それでも日本の未来は明るい

現在の日本を見ると暗い見通しばかりです。
人口は減少しておりオーナスから脱却する見通しはありません。
ですが政府は債務を膨らませて次世代への負担を増やすばかりです。
成長によって借金を返すという夢物語はいまだに実現しそうにありません。
日銀は異次元緩和によって爆弾を抱え込んでいますが、撤退戦は難しくなるばかりです。
政治では自民党から共産党までいかにして他人から富を奪うかしか考えていません。
富を作り出すのではなく、富を権力やそれにつながるコネで奪いあう社会が豊かになるわけがありません。
そして貧困問題などに象徴されるように思考停止に陥った絶対正義を振りかざす痛い人たちがそれなりの影響力を持っています。
通常の教育システムではもうこれ以上は国民の知的水準を向上させるのは不可能にもなっています。

しかしそれでも日本社会は確実に進歩してきたし将来の見通しも明るいなあと思っています。
学生時代には進歩という言葉は無内容で軽薄な言葉と思っていましたが。
私が望む社会は治安が良くて貧乏人でも豊かで選択肢のある社会です。
普通の人のアーリーリタイアを可能にしてくれるのはそのような社会でしょう。
そしてそういう意味では確実に日本社会は進歩してきました。

私が子供の頃と現在を比較して良くなったことを思いつくまま書いてみると

LCCの出現で海外も国内も格段に安く旅行できるようになった
昔の高性能なコンピュータがスマホとなり格安で使えるようになった
チャットやメール、IP電話のおかげで連絡がどこからでも無料になった
ネット上で知識の共有が進みグーグルやWikiなどで誰でもアクセスできるようになった
コンビニATMの普及でどこでもATMを利用できるようになり手数料も安くなった
投資環境が手数料、サービスともに良くなり誰でも低コストで投資できるようになった
東京、大阪ともにラッシュが緩和されたり新幹線が早くなったりと交通が進化した
改札が自動改札となりさらにはsuicaのような電子マネーが普及して便利になった
コンビニの品ぞろえがかなり進化を遂げ価格も安くなった
殺人事件の減少、自殺者の減少、交通事故による死亡者数の減少など社会の危険度が減った
楽天やアマゾンの出現で買い物の選択肢が増えて価格も安くなった
転職が一般的になり職業の選択の自由度が上がった
ゲームや映画、ドラマ、漫画などのエンターテイメントが進化した
外食産業が多様化してレベルアップした
家電全般が恐ろしく安くなった
JRや高速公団など民営化によりサービスが格段に良くなった
結婚や出産、仕事などもろもろのことが押し付けられるのではなく自ら選択できるようになってきた

いくらでも思いつきそうです。
そして重要なことはこれらはすべて貧乏人でも利用可能なことです。
私のスマホは1万円で通信費は月500円(2年間は200円)です。
ネットのコンテンツはほとんど無料です。
アジアであれば航空チケットは数万です。
月に10万あれば大抵のことができる時代になりました。

一方で月に10万稼ぐことが昔より容易になっているように思います。
そこそこ都会であれば時給の良いバイトがいくらでもあります。
確かに年収は1998年ごろをピークに落ちてきています。
しかしそれをはるかに上回るモノとサービスの向上と価格の低下が起きているのではないでしょうか。
人口オーナス期であり社会主義的なシステムなのにこれだけのことを達成しているのですから驚異的だと思います。

結局これらの恩恵は競争による技術の革新や効率化、サービスの向上、自由貿易のおかげです。
そしてこれからもこれらの恩恵を受けられると思うからこそ日本の将来は明るいと言えます。
価値の多様化はますます進み個人の選択肢は増えるでしょう。
中国や北朝鮮などの強権国家が心配ですが国内の治安は問題なさそうです。
自動運転や様々な分野でのロボットの活用やIOT、AIといった技術の恩恵を社会が享受できるのはこれからです。
長距離トラックの自動運転だけでも人手不足の解消、渋滞の緩和、事故の減少などその効果は劇的だと思います。
高速道路での自動運転の実用化はかなり迫ってきているのではないでしょうか。

やはり貧乏人にとって日本の未来は明るいと思います。
ですのでアーリーリタイアして貧乏生活になっても充実した人生を送ることができるでしょう。
必要なのは生きていくうえでの賢さと自立した精神だけです。
これらがない人はどんな社会でも楽しく生きることなんてできません。

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[ 2016/09/25 11:18 ] 社会 | TB(0) | CM(4)

日銀はすでに債務超過らしい

以下のロイターの記事によるとすでに日銀は8.8兆円の債務超過であり、年末には10兆円になりそうだということです。
日銀損失が緩和継続を阻む日

マイナス金利になって額面以上で国債を買っている以上はいつかは債務超過になるのだろうとは思っていました。
またいつか臨界点を超えてインフレとなった時にも債務超過に陥るとは思っていました。
しかし時価で計算するとすでに債務超過だったようです。
もちろんすぐに債務超過ということにはなりません。
日銀は低価法ではなく償却原価法で処理しています。
しかし記事によると償却原価法での損失の償却額では含み損の拡大をカバーできていないそうです。

中央銀行が債務超過に陥るケースはやはり途上国で起きています。
先進国では西ドイツで通貨高による外貨準備の評価減による債務超過がありましたが、為替が落ち着くと解消しています。
債務超過に陥ると貨幣供給を増やそうとするので多くのケースでインフレが起きています。
中央銀行の本来の仕事である物価の安定と整合性が取れなくなってしまうということです。
一方で緊縮的な財政政策と安定的な金融政策で高インフレにはならなかったケースもあります。

将来実際に日銀が債務超過になった時にはどうなるのでしょうか。
政府による資本注入ということになるのでしょう。
その時には国債を発行するでしょうから日銀がその国債を買い入れれば利子はトータルでは中立です。
(この中立というのも本当にそうなるかは定かではありません。)
ただし記事にも指摘がありますが、国民感情が許すのかという問題もあります。
あるいは日銀と政府の関係がどのように変化するのかも重要です。
それ以前にそのような事態になった場合の金融システム不安は相当なものがあるでしょう。

日本経済の将来の不安要素は沢山あります。
日本の借金が持続可能なのか。
テーパリングの時期が数年以内になっているのではないか。
日銀の債務超過が無視できなくなるのではないか。
これらによりいよいよインフレとなるのではないか。
インフレになった時には政府は緊縮財政を取るのではないか。

あるいは国民の富が増税やマイルドなインフレを通して徐々に政府に移転する程度で大きな混乱もないのか。
どうなるかは分かりませんが、どのような結末を迎えるのかとても興味深いです。
経済学では実験もできないし、過去に同じ経済状況だったということが無いので、その都度の実際の結果を見るしかありません。
この結果を待つのも人生の大きな楽しみです。

日銀の債務超過についての解説がないかなとネットで探してみたのですが参考になるものがほとんどありませんでした。
日銀のHPにある植田和男の2003年の金融学会での講演の要旨は参考になりました。
この時点ではマイナス金利はまだ検討されておらず、株や国債の評価損を想定しています。
興味があれば読んでみてください。
自己資本と中央銀行


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[ 2016/09/18 12:30 ] 社会 | TB(-) | CM(2)
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